「長年の関心が移籍の基盤に…」フランス代表MF獲得にレアルとマンUが動く?「リバプール移籍はありえない」

AI要約

フランス代表の中盤の要であるアドリアン・ラビオがフリーで移籍可能な状態にあり、多くの名門クラブが関心を示している。

移籍専門記者の情報によると、ラビオはプレミアリーグでプレーすることを夢見ており、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリード、リバプールなどが獲得の有力候補とされている。

一方で、ユナイテッドが移籍金を考慮せずにラビオ獲得に前向きな姿勢を示しており、マドリードも獲得の可能性が高いとされている。

「長年の関心が移籍の基盤に…」フランス代表MF獲得にレアルとマンUが動く?「リバプール移籍はありえない」

 フランス代表で現在はフリーのアドリアン・ラビオ獲得に、イングランドとスペインの名門が関心を示しているようだ。英メディア『90MIN』は現地時間20日に、ユーロで大活躍したフランス代表の中盤の要が、今夏どのチームに移籍する可能性が高いか報じている。

 今夏開催されていたUEFAユーロ2024(EURO2024)に、フランス代表の中盤の一角として出場していたラビオ。大会5試合に出場して、チームが準決勝まで進む原動力となるなど、主力として印象的な活躍を見せていた。そんなラビオは元所属クラブのユベントスとの契約が今夏に満了し、フリーで移籍できる状態になっている。

これまでパリ・サンジェルマンやユベントスなどのビッグクラブで活躍してきた選手がフリーで獲得できるチャンスということもあり、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールなど多くのクラブが関心を示しているようだ。移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏は、「ラビオの夢はプレミアリーグでプレーすることだ」と伝えており、プレミアの2クラブいずれかに移籍する可能性は高い。しかし、『90MIN』は、「リバプールへの移籍はあり得ないだろう」と述べた上で、その理由について次のように語っている。

「ユナイテッド、マドリー、リバプールが最有力候補となっている。移籍金を考慮する必要がないため、ラビオの獲得はユナイテッドにとって好意的に受け止められるかもしれない。その結果、ユナイテッドは他の問題のあるポジション、特にCBへの投資を継続可能だ。最近積極的に関心を示していることを認めたマタイス・デ・リフトに、より多くの資金を費やすことができるかもしれない」

 フランスメディア『レキップ』も、「長年の関心が移籍の基盤を築いている」と、同クラブが長い間ラビオに対して関心を示していたことがプラスに働く可能性に言及していた。一方でイタリアメディアでは、マドリーの移籍が濃厚であるとも伝えられている。果たして、今夏大人気のフランス代表MFは、どのクラブに移籍することを決めるのだろうか。