久保建英リヴァプール移籍報道、スペインメディアの見解は?「レアル・マドリーは再契約するつもりないが…」

AI要約

久保建英がリヴァプール移籍に関する報道についてスペインメディアが反応。久保の活躍や移籍金、古巣レアル・マドリーの関与など詳細に報じられている。

リヴァプール移籍の可能性が高まった久保について、再契約の可能性やソシエダ側の主力選手の放出懸念など複雑な状況も示唆されている。

久保の成長や一貫性の欠如、移籍市場でのソシエダ側の行動予測など、さまざまな視点からの分析も含まれている。

久保建英リヴァプール移籍報道、スペインメディアの見解は?「レアル・マドリーは再契約するつもりないが…」

スペインメディア『as』は、日本代表MF久保建英のリヴァプール移籍報道に反応している。

昨季レアル・ソシエダ加入2シーズン目を迎えた久保。シーズン序盤から決定的な活躍を見せると、ラ・リーガ30試合で7ゴール4アシストを記録した。その活躍は高く評価されており、以前から移籍の可能性について様々な噂が浮上していたが、先日から一部の日本メディアでリヴァプール移籍が決定的になったと伝えられている。

リヴァプールがソシエダとの間に結ばれている契約解除金6000万ユーロ(約102億円)以上を支払うとも伝えられる中、この報道について『as』は「ソシエダはスポーツ面で大打撃を受けるが、金銭面では素晴らしいニュースだろう」と見解。さらに「このウインガーはリヴァプール移籍が噂されるのは今回が初めてじゃない」と付け加えている。

そして「この取引が仮に成立すれば、大きな利益を得る第三者がいる。レアル・マドリーだ」とし、古巣レアル・マドリーはソシエダが久保を放出した場合に得た移籍金の50%を受け取る再販売条項を結んでいると指摘。この内ソシエダへの移籍で得た600万ユーロ(約10億円)を除いた5400万ユーロ(約92億円)の半額、2700万ユーロ(約46億円)を受け取ることになるようだ。また『as』によると、レアル・マドリー側は「久保と再契約するつもりはない。彼らにとっては素晴らしい取引になる」とも分析した。

さらに『as』は、久保について「年々力をつけていることは間違いないが、シーズンを通した一貫性を欠いていることも事実」と指摘。そして、「リヴァプールはラ・レアルの至宝を獲得したいと考えている。だがラ・レアルは、ル・ノルマン、久保、ミケル・メリーノ、スビメンディを同時に失う可能性を懸念している」とし、ソシエダ側が夏の移籍市場で主力を一気に放出する可能性は低いとも伝えている。