佐野海舟容疑者 サッカー界を永久追放か…裏方業務も困難「性犯罪に向けられる目は厳しい」

AI要約

サッカー日本代表MF佐野海舟容疑者が性交罪で逮捕され、有罪が確定すれば社会復帰が非常に困難になる可能性が高い。

佐野容疑者は都内ホテルで知人男性2人とともに30代女性に性的暴行を加えた容疑で逮捕され、実刑が濃厚で選手生命が絶望的とされている。

日本サッカー協会や森保一監督も佐野容疑者の行動を非難し、Jクラブ関係者からは永久追放の懸念が出ている。社会復帰は困難で、厳しい状況が待ち受けている可能性が高い。

佐野海舟容疑者 サッカー界を永久追放か…裏方業務も困難「性犯罪に向けられる目は厳しい」

 不同意性交罪で逮捕されたサッカー日本代表MF佐野海舟容疑者(23=マインツ)は、有罪が確定すれば社会復帰は非常に困難となりそうだ。

 佐野容疑者は14日未明に、知人男性2人とともに都内ホテルで30代女性に性的暴行を加えたとして、警視庁本富士署に逮捕されていたことが明らかになった。

 今後起訴されて有罪が確定した場合には実刑が濃厚で、選手生命は絶望的。日本サッカー協会では理事会で宮本恒靖会長が「サッカー界に身を置く人間として非常に残念」とした上で「代表選手に対して再度教育をしていく必要があると考えている」と厳しい姿勢を鮮明に。日本代表の森保一監督も「日本のサッカーの発展、勝利に貢献してくれるだろうと思っていた選手なので起こったことは残念」と語るなど波紋が広がっている。

 そして、佐野容疑者の今後を憂慮する声も出ている。佐野容疑者と接したこともあるJクラブ関係者は「何かの間違いであってほしい」とした上で「このまま有罪なら、性犯罪者ということになる。刑期を終えたとしても選手はもちろん、指導者になることもできないし、裏方としてもスポンサーや関係企業を考慮すると難しい。サッカー界には生涯関わることはないのでは」と〝永久追放〟になると危惧する。

 それでは社会復帰の道はどうなるのか。法曹関係者は「昨今、性犯罪に向けられる社会の目は極めて厳しい。例えば本名を隠して仕事に就くケースもあるが、日本代表にもなるなどサッカー選手として有名で、逮捕の際にあれだけ大々的に報道されてしまっては、そうした形も困難になる」。

 今後の行方は予断を許さないとはいえ、イバラの道が待っていそうだ。