齋藤奨司が藤井伸樹を破って世界バンタム級王座獲得「好きなことを一生懸命頑張ることができる性格に生んでくれた」両親に感謝【修斗】

AI要約

藤井伸樹と齋藤奨司の試合で、齋藤が2-1の判定勝利を収め、第13代王者に輝いた。

1Rでは両者がオーソドックスな構えからパンチとタックルで攻防を繰り広げた。

2Rと3Rでは齋藤が右のパンチで積極的に攻撃し、藤井はタックルやケージに押し込む戦術を見せた。

齋藤奨司が藤井伸樹を破って世界バンタム級王座獲得「好きなことを一生懸命頑張ることができる性格に生んでくれた」両親に感謝【修斗】

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.5」(7月21日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界バンタム級チャンピオン決定戦」で環太平洋バンタム級王者で同級1位の藤井伸樹(ALLIANCE)と同級2位の齋藤奨司(FIGHT FARM)が対戦した。

 今回の決定戦は第12代王者の安藤達也の王座返上に伴うもの。試合は齋藤が2-1の判定で勝利を収め、第13代王者となった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。齋藤が圧をかけ右ストレートをヒット。なおも左ミドル、左ジャブ。藤井はパンチに合わせてタックル。左足をつかんで押し込む。齋藤はケージを背に耐えるが、藤井は足をすくって尻をつけさせる。齋藤はケージを背に座る体勢。藤井は足をたたむ。齋藤はヒジを連打。藤井は足をすくって背をつけにいく。齋藤はヒジを連打。藤井は足をたたんだまま、アッパー。齋藤が立つが藤井はケージに押し込む。齋藤がプッシュしてスタンドの打撃の攻防に。ともにパンチを出すが決定打は放てず。

 2R、齋藤が右ストレート、カウンターの左ジャブ。藤井が前に出るところに齋藤がワンツーも、かまわず藤井は組み付きケージに押し込む。藤井は尻の下でクラッチ。足をかけてヒザをつかせる。齋藤はパンチ。そして投げ気味に脱出。スタンドへ。左ジャブの刺し合い。藤井はパンチのフェイントからそのままタックル。齋藤に尻をつかせる。足をたたみコツコツとパンチ。ケージを背に立ち上がる齋藤だが、藤井は横に振って再び座らせる。藤井は足をたたみ押し込む。齋藤が何とか立ち上がったところでラウンド終了。

 3R、齋藤が右フックを立て続けにヒット。しかし藤井はフェイントからタックル。左足をつかんでケージに押し込む。横に振ってテイクダウンを狙うが齋藤がこらえる。藤井はケージに押し込みながらヒザ、コツコツと蹴り。左足をつかみ押し込むが齋藤が脱出。齋藤が右のショート。前に出る藤井にボディーストレート。しかし藤井は圧をかけて右ストレート。なおも左ジャブからタックル。今度は背中をつけさせる。残り1分。齋藤が体を起こし、ケージを背に。藤井は足をたたみにいく。齋藤はヒジを連打。齋藤が立ち上がり、離れたところでラウンド終了。