2024年F1第13戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

AI要約

角田裕毅は予選で10番手に終わり、芝生に乗ってしまったことが影響して残念な結果となった。

ダニエル・リカルドはQ1でトップタイムを記録し、Q3で9番手につけたが、新品タイヤでのプッシュができればもっと上位を狙えたと語った。

グリッドでランス・ストロールは8番手、フェルナンド・アロンソは7番手となり、アストンマーティンチームがトップ10に2台進出したことに喜びを示した。

2024年F1第13戦ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2024年F1第13戦ハンガリーGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ダニエル・リカルド(RB)、角田裕毅(RB)だ。

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)

予選 10番手

 とても残念でがっかりしています。Q3のラップは本当にうまくいっており、素晴らしい感触でした。限界まで攻めて、タイヤが半分、芝生に乗りました。それは普通のことなのですが、そこが濡れていたために、通常よりも大きな影響が出てしまいました。あのラップでは、そのコーナーまではとても良い感触を持てていました。

 チームの全員と僕自身は、これまでの努力を考えると、もっと上位に値するので、申し訳なく思います。

 マシンのフィーリングは素晴らしく、堅実なラップを走っていました。(クラッシュがなければ)明日のグリッドで素晴らしいポジションにつくことができたはずでした。

 2台揃ってQ3に進むことができたので、チームにおめでとうと言いたいです。

■ダニエル・リカルド(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)

予選 9番手

 長くてトリッキーな予選だった。クラッシュが起きた後、誰にもけががないと聞いてほっとした。

 Q1で走行中に雨が降り始めた。そこで赤旗が出て、その後、路面は少し乾いた。その後に走り、Q1のトップタイムを記録したんだ。良い瞬間だったよ。週末を通して速さがあり、2台揃ってQ3に行けたこともうれしい。

 Q3で赤旗が出ずに、新品タイヤでプッシュすることができたら、あとふたつぐらい上のポジションを獲得できたかもしれない。

 明日は、グリッド位置を維持してポイント圏内にしがみつくようなレースではなく、もっと良い位置を走れると確信している。だからとても楽しみだよ。

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

予選 8番手

 ハンガリーで両方のクルマがQ3に進めたのはよかった。昨夜チームが少しセットアップを変えたことと、何より路面温度が下がったことが僕たちにはうまく働いたようだ。Q1はとても面白かった。雨が降っているなかで僕は16番手だったけど、トラックが乾いていくときにコースに戻っていいラップを走ることができた。だからこういうミックスコンディションの予選が好きなんだ!

 Q3ではレーダー上に雨があったから、最初にニュータイヤを使うことを選んだ。決してクリーンなラップではなかったけど、8番手からポイントを争えることになった。チームのみんながクルマをアップデートするために懸命に働いているし、この勢いを明日のレースでも維持したい。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)

予選 7番手

 今日は7番手と8番手になり、2台がまたトップ10にいることを喜ぶべきだと思う。今週末はアップデートを持ち込んだおかげで今のところ競争力が上がっている。また、夜のうちにセットアップを微調整して新しいパッケージに合わせたのも機能している。

 コンディションは非常にチャレンジングだった。大気中にはずっと雨雲が出ていて、セッションの最後には赤旗が出て混乱があった。でもポイントが与えられるのは明日だから、レースでいい結果を残せるよう頑張りたい。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

予選 6番手

 6番手は満足できる結果ではない。Q3のラップは決してクリーンなものではなかった。赤旗の後はタイムを上げるのは非常に難しいとわかっていたし、とにかくやってみたんだ。あれが今日できるベストだったと思う。

  全体的には、シーズン開幕時のペースを取り戻すことに取り組む必要がある。明日はチームとしてできる限りポイントを持ち帰るためにプッシュするし、それが何につながるかを見たい。

[オートスポーツweb 2024年07月21日]