札幌開幕! 日曜5R新馬戦で良血が激突 昨年はステレンボッシュがV

AI要約

札幌競馬の20日開幕戦は、21日の5R新馬戦が注目を集める。前人未到の良血が集うレースで、将来性が期待される馬が登場する。

ショウナンサムデイやカーヌスティなど、期待の新馬が出走。調教師や助手からは高評価が得られ、勝利に向けて手応えを感じている。

テリオスララやキングスコールなど、血統背景に大物感漂う馬も参戦。各馬ともにコース適性や能力をアピールする戦いが繰り広げられる予定だ。

札幌開幕! 日曜5R新馬戦で良血が激突 昨年はステレンボッシュがV

20日に開幕する札幌競馬。21日の5R新馬戦(芝1800メートル)は8頭立てと少頭数ながら、良血が集う注目の一戦だ。札幌開幕週の芝1800メートル新馬戦といえば、2016年にのちの阪神JF&オークス馬ソウルスターリングが制し、昨年は今年の桜花賞馬ステレンボッシュがV。来春のクラシックにつながる見逃せないレースになりそうだ。

ショウナンサムデイ(美・奥村武、牝、父サートゥルナーリア)は母が2014年秋華賞、15年ジャパンCとGⅠ2勝を挙げたショウナンパンドラ。函館競馬場で意欲的に順調されており、「1週前は新馬勝ちしたアスクシュタインと互角に動けていたし、ひと追いでさらに良くなったと報告を受けてます。将来性はかなり感じるし、現時点でどれだけやれるか楽しみ」と奥村武調教師は素質を高く評価する。

カーヌスティ(美・蛯名正、牡、父ロードカナロア)は重賞5勝ヤマカツエース(父キングカメハメハ)の半弟。蛯名正調教師は「美浦トレセンでかなり乗り込んだ。オンオフの切り替えができるし、稽古でも馬体を併せるとハミを取ってしっかり走れる」とこちらもV発進へ手応え十分。

テリオスララ(美・田島、牝、父シスキン)は、ダート重賞2勝を挙げるセラフィックコール(父ヘニーヒューズ)の半妹。「フットワークは芝向き。ゲートも問題ないし、恥ずかしい競馬はしないはず」と伊藤助手は意気込む。

キングスコール(栗・矢作、牡、父ドゥラメンテ)は、母の父がフランケルで大物感漂う血統背景の持ち主だ。「ドゥラメンテ産駒らしいやんちゃさはあるけど、走りには真面目でゲートも速い。跳びも大きいし、洋芝は合いそう」と久保助手はコース適性に自信をみせている。