「ホームランを見せられてうれしい」21歳の西武4番山村崇嘉が千葉以外で初アーチ チームの本拠地弾は6月11日以来

AI要約

21歳の西武の山村崇嘉内野手が本拠地初ホームランを含む2本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

山村は3試合連続安打を記録し、4番打者としての自覚を持ちながらも、得点圏打率向上を目指して努力している。

渡辺監督代行も山村の活躍を称賛し、今後の更なる成長を期待している。

「ホームランを見せられてうれしい」21歳の西武4番山村崇嘉が千葉以外で初アーチ チームの本拠地弾は6月11日以来

 ◆西武6―0オリックス(17日、ベルーナドーム)

 西武の山村崇嘉内野手(21)がダメ押しの2号ソロを放った。5点リードの8回2死、オリックス才木海翔の甘いフォークを逃さず右翼スタンドへ運んだ。過去3本の本塁打はすべてZOZOマリンだったため、本拠地初アーチ。チームにとっては7月2日のソフトバンク戦(東京ドーム)で西川愛也が有原航平から放って以来12試合ぶりで、ベルーナドームでは6月11日の広島戦で佐藤龍世が床田寛樹から打って以来でもあり、山村は「ファンがいっぱいいる中でホームランを見せられてうれしいですね」とはにかんだ。

 この日はチームがビッグイニングをつくった6回に犠飛も放った。大きな1点だったが「一日一善という意識でずっとやってきたので、なんとか1本出そうと思った」。15日のオリックス戦に初めて4番に座ってから3試合連続安打となった。

 4番にこだわりはないが「クリーンアップで打ちたい。やっぱり中軸と言われる選手にはなりたいので」。そのためにも「得点圏打率が低いので、そこでも打てたらいい仕事ができる」と戒める。渡辺監督代行は「完璧な1本だったし、犠牲フライも4番の仕事をしてくれた。今すごく頑張るとき」と、レギュラー定着へさらなる活躍を望んだ。