イングランド代表、サウスゲート監督が辞任発表 8年間の指揮でEURO準優勝2度、W杯4強・8強進出など

AI要約

イングランド代表監督のガレス・サウスゲートが辞任を発表。

サウスゲート監督の実績や契約状況、退任の声明。

サウスゲート監督のスタッフ・サポーターへの感謝と今後の期待。

イングランド代表、サウスゲート監督が辞任発表 8年間の指揮でEURO準優勝2度、W杯4強・8強進出など

 イングランドサッカー協会(FA)は16日、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が辞任することを発表した。

 サウスゲート監督は2016年9月にイングランド代表監督に就任すると、ここまで102試合を指揮。イングランド代表をFIFAワールドカップロシア2018でベスト4、FIFAワールドカップカタール2022でベスト8。そして、EURO2020とEURO2024では決勝に導くなど一定の実績を挙げた。

 FAとサウスゲート監督の契約は2024年12月までとなっており、去就に注目が集まっていたなか、16日になってFAがサウスゲート監督の退任を正式に発表した。

 退任に伴い、FAはサウスゲート監督の声明を発表。「誇り高きイングランド人として、イングランド代表としてプレーし、イングランド代表を率いたことは私の人生にとって光栄なことでした。私にとってすべてを意味し、全力を捧げてきました」と振り返り、「今こそ変化の時、そして新たな章の始まりです。日曜日(14日)にベルリンで行われたスペイン代表とのEURO2024・決勝戦が、私のイングランド代表監督としての最後の試合となります」と退任の意思を表明した。

 つづけて、「我々がドイツに連れて行ったチームは刺激的で若い才能に満ちており、(今後)私たち全員が夢見るトロフィーを獲得できるでしょう。私は選手たちをとても誇りに思っています。そして、セント・ジョージズ・パーク(イングランド代表のトレーニング施設)の選手やチーム、そして、イングランドサッカーを向上させようと、日々努力しているFAを応援してほしいし、サッカーがポジティブな変化を促す力を持っていることを理解してほしいです」と、これからも引き続き母国を応援してほしいと伝えた。

 また、同監督は裏でイングランド代表を支え続けたスタッフへの感謝を示し、サポーターの存在の大きさを語ったうえで「私はイングランドのファンであり、これからもずっとそうあり続けるでしょう。選手たちがさらに特別な思い出を作り続け、イングランドを団結させ、刺激する姿を見ることを楽しみにしています。彼らにはそれができることを知っています」と語り、「イングランド、全てにありがとう」とメッセージを締めくくった。