続けるの? 辞めるの? イングランドのサウスゲイト監督は熟考。ライスら選手たちは留任を切望「2026年までいてほしい」【EURO】

AI要約

イングランド代表監督のサウスゲイト氏が続投の意向を明かせず、EURO2024決勝戦での結果が進退を左右する可能性がある。

選手たちはサウスゲイト氏の続投を希望し、スペイン戦での奮起を誓っている。

サウスゲイト氏もトロフィー獲得を目指し、自らに時間を与えて進退を考える姿勢を見せている。

続けるの? 辞めるの? イングランドのサウスゲイト監督は熟考。ライスら選手たちは留任を切望「2026年までいてほしい」【EURO】

 続投か、退任か。イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督は決めかねているようだ。イギリスメディア『daily mail』が報じている。

 イングランドは現地7月14日、ドイツで開催されているEURO2024の決勝でスペインと相まみえる。サウスゲイト監督は自身にとって、この試合が最後になるかどうかは分からないと明かしている。

 契約は今年の後半まで。同メディアによれば、協会側は少なくとも今後2年間はチームを率いてほしいと考えているが、サウスゲイト監督はまだ決心が固まっていないという。

「この5週間の私の感情の推移を考えると、試合以外のことを考えるのは馬鹿げている。決断を下す時間はあるし、何週間もかかることはないだろうけど、物事をじっくりと考えるために数日間、自分に時間を与える権利も得たと思う」

 一方で、選手たちは続投を望んでいるようだ。「みんな彼には2026年までいてほしいと思っている。そのことに疑いの余地はないよ」とデクラン・ライスは切望し、スペイン戦での奮起を誓う。

「僕たちを気遣ってくれる監督だよね。冷静だし、練習場での態度とか最高だよ。決勝戦で彼のために、何か特別なことができればと思っている」

 53歳の指揮官も「サッカー界で他の国々から尊敬されるには、トロフィーを獲得しなければならない」と気合を入れる。果たして、イングランドを初のEURO制覇に導けるか。その結果が、自身の進退を左右するかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部