井上尚、9月に防衛戦 4団体王座懸けドヘニーと―ボクシング

AI要約

プロボクシングでスーパーバンタム級の世界統一王者、井上尚弥が元IBF王者TJ・ドヘニーの挑戦を受けることが決定。

世界4団体統一戦が東京で開催されることが確定し、井上は完封を目指す意気込みを見せる。

同時にWBOバンタム級王者の武居由樹も初防衛戦を行う。

 プロボクシングでスーパーバンタム級の世界主要4団体統一王者、井上尚弥(大橋)が、9月3日に元国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)の挑戦を受けることが決まり、16日に主催者が発表した。

 会場は東京・有明アリーナ。

 東京都内での記者会見で「一発も触れさせない気持ち。技術の差を見せて完封したい」と気合を入れた。37歳の挑戦者に物足りないとの声もある中、「同じ階級を続ければ、こういう試合もくる。それで今回はドヘニーだし、全力でこなしたい」。

 世界ボクシング協会(WBA)王座には指名試合の期限が迫り、返上や剥奪の可能性が取り沙汰されていたが、当面は保持できることになったという。4本のベルトを懸けられる一戦に「防衛戦をするなら、その方が気持ちいい」と語った。

 戦績は井上尚が27戦全勝(24KO)、ドヘニーは26勝(20KO)4敗。

 今回はダブル世界戦となり、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)は、元世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)を相手に初防衛戦に臨む。