井上尚弥、9・3有明でT・Jドヘニーと防衛戦発表 武居-比嘉戦とW世界戦

AI要約

プロボクシングの4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥が元IBF世界同級王者T・Jドヘニーとの防衛戦に臨むことが発表された。

同興行ではWBO世界バンタム級王者武居由樹も初の防衛戦を行い、WBAスーパーライト級の平岡アンディも挑戦者決定戦に臨む。

それぞれがリングに復帰することで、注目のダブル世界戦が実現する。

井上尚弥、9・3有明でT・Jドヘニーと防衛戦発表 武居-比嘉戦とW世界戦

 プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が9月3日、東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者T・Jドヘニー(37=アイルランド)との防衛戦(WBAスーパー、IBF2度目、WBC、WBO3度目)に臨むと16日、発表された。5月6日、東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦に臨み、6回TKO勝利して以来、約4カ月ぶりの防衛戦となる。16日には都内で発表記者会見に出席した。

 対するドヘニーは23年3月にサム・グッドマン(オーストラリア)に判定負け後、3連続KO勝利中。井上-ネリ戦の興行では第1試合に出場。ブリル・バヨゴス(22=フィリピン)に4回TKO勝ちして以来のリングとなる。現在、WBO2位を筆頭にWBA6位、WBC8位、IBF7位にランキングされている。

 同興行セミファイナルではWBO世界バンタム級王者武居由樹(28=大橋)が同級1位比嘉大吾(28=志成)との初防衛戦に臨むことも発表。井上-ドヘニー戦とのダブル世界戦となる。武居は5月の井上-ネリ戦興行のセミファイナルでジェーソン・モロニー(オーストラリア)を判定で下して世界王座を獲得。4カ月ぶりのリングとなる。一方、元WBC世界フライ級王者比嘉は昨年大みそかに臨んだナワポーン・ポーチョークチャイ(タイ)を4回KO撃破して以来、9カ月ぶりの試合。18年4月以来となる世界王座返り咲き&世界2階級制覇を狙う。

 また同興行では、WBA世界スーパーライト級7位平岡アンディ(27=大橋)が同級暫定王者イスマエル・バロッソ(41=ベネズエラ)との同級挑戦者決定戦に臨むことも発表された。