なでしこジャパン、13日に仮想五輪のガーナ戦 池田監督「攻守の連係を確認したい」

AI要約

女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」がパリ五輪に向けて準備を進めている。13日にガーナ代表との国際親善試合を行い、翌日には渡仏する予定だ。

チームはパリ五輪のシミュレーションも兼ねており、今回のガーナ戦はアフリカ勢との対戦に備えたマッチメークとなっている。

また、能登半島地震の復興支援マッチでもあり、選手たちは被災地への思いを込めて、元気と勇気を届けるために闘志を燃やしている。

パリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は13日午後3時20分から金沢ゴーゴーカレースタジアムでガーナ代表との国際親善試合に臨む。チームは14日に渡仏、19日にコロンビア代表と非公開の練習試合を行う。

パリ五輪で女王返り咲きに挑むなでしこの緊張感が高まってきた。14日に渡仏するチームにとって、13日のガーナ戦は壮行試合の意味合いを持つ。池田監督は「勝利を目指すのはもちろんで、狙いを持った攻守の連係も確認したい」と必勝を誓った。

五輪のシミュレーションも兼ねる。10日の対外試合から中2日の試合間隔は基本的に五輪と同じで、ガーナ戦は同じアフリカ勢で1次リーグ第3戦の相手となるナイジェリア戦を見据えたマッチメーク。主将の熊谷(ローマ)は「身体能力の高いアフリカ勢との戦いに慣れていくのは大事」と表情を引き締める。

元日に発生した能登半島地震の復興支援マッチでもあり、北川(INAC神戸)は出身地の金沢市開催の試合に「元気を届け、みんなに笑顔になってもらいたい」と闘志を燃やす。被災地をわかせる好ゲームを披露し、五輪本番へ弾みをつける。(奥山次郎)