「H3」ロケット7月1日打ち上げ…鹿児島県・種子島にファン続々「成功してほしい」

AI要約

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新型主力ロケット「H3」3号機が7月1日午後、種子島宇宙センターから打ち上げられる。観光客や宇宙ファンが集まり、打ち上げを心待ちにしている。しかし、延期の影響で見られなくなった人もいる。

西之表港に到着した観光客らはJAXAやH3の文字が入ったシャツを着用し、打ち上げを楽しみにしている様子。特に、初めての打ち上げを見る児童が興奮していた。

一方、スケジュールの変更で打ち上げを見られなくなった人もおり、残念がっているが、打ち上げの成功を願っている。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新型主力ロケット「H3」3号機が7月1日午後、種子島宇宙センターから打ち上げられる。発射を一目見ようとする宇宙ファンらが29日、鹿児島県・種子島にやって来た。

 高速船で西之表港(鹿児島県西之表市)に降り立った観光客らの中には、JAXAやH3の文字が入ったシャツを着た人の姿も。新潟県長岡市立日越小5年の児童(10)は「打ち上げを見るのは初めて。成功してほしい」と発射を心待ちにしていた。

 一方で、打ち上げが30日から7月1日に延期となった影響で見られなくなった人も。福岡市東区の大学生(21)は「スケジュールを調整できなかった。残念だが、必ず成功してほしい」と願っていた。