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新紙幣「一万円札と千円札の1の字が違う」SNSに違和感覚えるという声も…… 「1」のデザインが違う理由は?
7月3日に新紙幣の発行が始まり、一万円札と千円札の「1」のデザイン違いに注目が集まっている。
国立印刷局はデザインの違いは券種を識別しやすくするためであり、新札は使いやすさを重視している。
新紙幣には偽造防止技術が取り入れられており、表面数字や文字の配置も変更されている。
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7月3日に新紙幣の発行が始まりました。早速入手してSNSに投稿する人も出てくるなど盛り上がるなか、ある意見に注目が集まっています。
それは一万円札の「10000」と千円札の「1000」の「1」の違い。一万円札の「1」は上に“カギ”が付いており、千円札の「1」はまっすぐな棒のようになっています。
SNSではデザインが統一されていないことに「気になってしまう」「違和感ある」といった反応が見られます。
国立印刷局はこの違いについて、「デザインを変えることで券種を識別しやすくするため」と説明。新札は「誰にとっても使いやすいお札を目指したものとなっていますよ」と述べています。表面右下と裏面の額面表示も「1」のデザインが違っているとのこと。
新紙幣は一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎の肖像を採用。新しい偽造防止技術を取り入れているほか、ユニバーサルデザインとして、表面の額面数字を漢数字ではなくアラビア数字にし、旧札より文字を大きくするなどしています。