リスケの「H3」3号機、あす1日午後0時すぎ打ち上げ 鹿児島県内5会場にパブリックビューイング

AI要約

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は新型基幹ロケット「H3」3号機の打ち上げ時刻を7月1日午後0時6分42秒に決定した。

3号機には地球観測衛星「だいち4号」が搭載され、夜間や悪天候でも地表を観測できる。

パブリックビューイングが鹿児島市など5会場で行われ、昨年の打ち上げ失敗を経て、2号機は成功を収めている。

リスケの「H3」3号機、あす1日午後0時すぎ打ち上げ 鹿児島県内5会場にパブリックビューイング

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターからの新型基幹ロケット「H3」3号機の打ち上げ時刻について、7月1日午後0時6分42秒に決定したと発表した。天候悪化が予想されたため6月30日から延期していた。1日の天候は打ち上げに影響はないと判断した。

 3号機には、夜間や悪天候でも地表を観測できる地球観測衛星「だいち4号」を搭載。打ち上げ後、約2分後に二つの固体ロケットブースターを切り離し、約17分後に衛星を軌道投入する予定。鹿児島市の県庁18階やよかど鹿児島、肝付町文化センターなど県内5会場ではパブリックビューイングがある。入場無料。

 昨年3月の1号機は2段目エンジンが着火せずに失敗。2号機は2月に打ち上げに成功している。