阿波おどりプレミアム桟敷席問題 書類送検された当時の実行委員長の不起訴処分を不服 検察審議会に審査申し立て【徳島】

AI要約

2024年4月、徳島市の阿波おどりで建築基準法違反が発覚し、実行委員長代行と企画会社が書類送検された。

その後、男性が不起訴処分となり、元市議の男性2人が検察審査会に審査申し立てを行った。

申立書では法令違反の重大性を指摘し、強い責任を求めている。

阿波おどりプレミアム桟敷席問題 書類送検された当時の実行委員長の不起訴処分を不服 検察審議会に審査申し立て【徳島】

2023年、徳島市の阿波おどりでは1席20万円のプレミアム桟敷席が初めて設けられましたが、これが建築基準法に違反した状態で運営されていたとして、2024年4月、当時の実行委員長代行の男性と企画会社が書類送検されました。

しかし5月20日、徳島地検は、男性を不起訴処分としました。

この処分を不服として、27日に元市議の男性2人が検察審査会に審査の申し立てを行い、受理されました。

申立書では、観客の身体、生命に危険がおよぶ可能性があるにも関わらず強行したことを、法令遵守の意識が著しく欠けていると指摘、法令違反は強く責められるべきとしています。

不服を申し立てた一人、加戸悟さんは「強行した責任は重い。審議会の良識を信じている」と、コメントしています。