緊急点検で発覚 函館市電の車両も「輪軸」基準下回る JR貨物きっかけに相次ぐデータ改ざん発覚
JR貨物のデータ改ざんをきっかけに全国の鉄道事業者で発覚している「輪軸」の問題。
函館市電の車両でも「輪軸」の組立作業でデータが改ざんされていたことがわかりました。
函館市によりますと函館市電の車両1両で、メーカーの基準を下回る圧力で輪軸が組み立てられていたにもかかわらず、データが改ざんされていたということです。
JR貨物のデータ改ざんをきっかけに全国の鉄道事業者で発覚している「輪軸」の問題。
函館市電の車両でも「輪軸」の組立作業でデータが改ざんされていたことがわかりました。
函館市によりますと函館市電の車両1両で、メーカーの基準を下回る圧力で輪軸が組み立てられていたにもかかわらず、データが改ざんされていたということです。
改ざんを行ったのは車両の整備を委託していた東京の「京王重機整備」で、JR貨物のデータ改ざん問題を受けた函館市の緊急点検により発覚しました。
市が車両の運行を停止して点検を行ったところ、安全性に問題はなかったということです。
市は「京王重機整備」に対し再発防止の徹底を強く求めていくとしています。