都営地下鉄で「輪軸」組み立て作業でデータ改ざん発覚 委託業者が基準値収まるように不正

AI要約

都営地下鉄の列車の「輪軸」の組み立て作業でデータ改ざんの不正が行われていたことが発覚しました。

委託業者が基準値に収まるように圧力のデータを改ざんしていたことが判明しました。

都が緊急点検を行い、安全性を再確認したところ、1本の車両が基準値を超えており運用停止となりました。

都営地下鉄で「輪軸」組み立て作業でデータ改ざん発覚 委託業者が基準値収まるように不正

都営地下鉄の列車の「輪軸」の組み立て作業で、データ改ざんの不正が行われていたことがわかりました。

東京都交通局によりますと、委託業者の京王重機整備が、列車の車輪と車軸からなる「輪軸」の組み立て作業で基準値に収まるように圧力のデータを改ざんしていたということです。

改ざんは、2016年から2024年8月まで都営地下鉄の三田線、新宿線、大江戸線と都電荒川線の合わせて467件で行われていました。

都が緊急点検を行い安全性を再確認したということですが、大江戸線で基準値を超えた車両が1本みつかり、念のため運用を停止したということです。