21日から秋の交通安全運動 県内各地で街頭パトロールの出発式 鹿児島

AI要約

秋の全国交通安全運動の出発式が県内各地で行われ、鹿児島ユナイテッドと合同で実施された。

交通安全キャプテンに田上裕応援リーダーが任命され、交通事故犠牲者に黙とうを捧げた後、反射材が紹介された。

県内の交通事故死者数が前年を上回る状況で、パトロール隊や地元チームが交通安全を呼びかける活動を行った。

21日から秋の交通安全運動 県内各地で街頭パトロールの出発式 鹿児島

21日から始まる秋の全国交通安全運動を前に、県内各地で街頭パトロールの出発式がありました。

「秋の全国交通安全運動」は、交通安全への意識を高めるため毎年行われていますが、今年の出発式はより県民に関心を持ってもらおうと、初めて鹿児島ユナイテッドと合同で実施しました。

交通安全の呼びかけなどを行う「交通安全キャプテン」に任命されたのは、田上裕 応援リーダーです。

交通事故の犠牲者に黙とうを捧げたあと、県警とユナイテッドのマスコットが入った反射材が紹介されました。

【田上裕 交通安全キャプテン (鹿児島ユナイテッドFC応援リーダー)】

「ユナイテッドでキャプテンをしていたし、その頃に近い責任感はおのずとわいてくる。それぞれの心がけ・意識で守れる命があると思うので、自分で自分の命を守る方法とかアイデアを伝えていきたい」

県内では今年に入って19日までに37人が交通事故で亡くなっていて、去年1年間の死者数よりすでに5人多いということです。

鹿屋市で開かれた出発式にはソフトボールチーム「MORI ALL WAVE KANOYA」や市内の保育園児も参加しました。

パトロール隊が出発し、参加者は沿道で交通安全を呼びかけたほか、直売所でビラと反射材を配りました。

【MORI ALL WAVE KANOYA 永山愛実 主将】

「出発式に出ることによって、安全に気をつけて運転しようと思う」

秋の全国交通安全運動は、歩行者の事故防止や飲酒運転の根絶などを重点項目に、21日~30日まで実施されます。