宿泊中のホテルの騒音トラブルで自ら警察を訪れ、約9か月の“不法滞在”発覚して逮捕…アメリカ国籍の37歳の男、通訳介して「悪いことだとわかっていたが、お金がなくて帰れなかった」

AI要約

アメリカ国籍の37歳男性が9か月の不法滞在後に逮捕される。

男性は日本語が不自由で、お金がなくて帰れなかったと主張。

警察は引き続き不法就労についても調査を進めている。

宿泊中のホテルの騒音トラブルで自ら警察を訪れ、約9か月の“不法滞在”発覚して逮捕…アメリカ国籍の37歳の男、通訳介して「悪いことだとわかっていたが、お金がなくて帰れなかった」

 去年12月に在留資格が切れていたにも関わらず、約9か月の間、不法滞在したとして、アメリカ国籍の37歳の男が逮捕されました。

 出入国管理及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは、アメリカ国籍で、住所不定の37歳の無職の男です。

 この男は去年12月11日から21日までの約9か月の間、在留資格が切れていたにも関わらず、日本国内に不法に滞在した疑いが持たれています。

 警察によりますと、男は去年9月11日、短期滞在の名目で入国。

 その後の足取りなどは捜査中とされていますが、20日午後8時50分ごろ、宿泊中のホテルの騒音トラブルについて相談するため、札幌中央警察署を訪れ、容疑が発覚、21日未明、逮捕されました。

 アメリカ国籍の37歳の男は日本語が不自由で、通訳を介した取り調べに対し「悪いことだとわかっていたが、お金がなくて帰れなかった」などと話し、容疑を認めているということです。

 警察は、不法就労などについても引き続き調べをすすめています。