秋めく八甲田まもなく紅葉の季節 21日から全登山道の規制解除 観光施設は客足の増加に期待
AI要約
八甲田登山道のクマ被害による規制が全面解除される。
観光施設は紅葉の季節に客足の増加を期待している。
登山者は依然としてクマの出没に注意を払う必要がある。
相次ぐクマ被害を受けた八甲田登山道の規制はあす すべて解除されます。まもなく紅葉の季節、観光施設は客足の増加を期待しています。
★青森放送 葛西将央
「八甲田はあす すべての登山道の規制が解除されます また季節も進み山は徐々に秋の装いに変わってきました」
八甲田の入山規制はことし6月女性が襲われて亡くなるなどの相次ぐ被害を受けて行われていました。先週14日には赤で示した3ルートが先行して解除されました。あすからは青で示した3ルート14.5キロが解除され、登山道の規制は全面解除となります。
酸ヶ湯温泉では一部解除以降、日帰り客や登山客の利用が徐々に増えているということです。
★酸ヶ湯温泉 高田新太郎主任
「本来というかやっぱりちょっと活気づいてきた感じがします 解除したということですが まだクマがいることは変わりないので注意しながら楽しんでもらいたいと思っています 登山して、紅葉を見て 降りてきた時には酸ヶ湯温泉ありますので汗流してもらえればと思います」
一方でまだクマの目撃情報もあり対策が必要です。
★葛西将央
「地獄沼周辺では今週にもクマが目撃されていて県などは山に入る際はクマスプレーなどの対策をするように呼びかけています」
登山道以外の森林は引き続き立ち入り禁止で、特に国立公園の特別保護地区では植物の採取が禁止されているため関係機関が立ち入らないよう呼びかけています。
