# 自然保護

天然記念物コウノトリ 市貝町に飛来 兵庫県と広島県から来たとみられる
10時間前

天然記念物コウノトリ 市貝町に飛来 兵庫県と広島県から来たとみられる

 国の特別天然記念物のコウノトリが2羽、6月から市貝町に飛来しています。町ではマナーを守って見守ってほしいと呼びかけています。 6月17日に、市貝町杉山の水田にコウノトリ2羽が飛来しているのが確認されました。7月3日も町の北部で確認することができました。 市貝町によ

生きた化石、オオサンショウウオを保護 体長87センチで目立った傷なし 大分・宇佐市
16時間前

生きた化石、オオサンショウウオを保護 体長87センチで目立った傷なし 大分・宇佐市

国の特別天然記念物で、生きた化石と呼ばれるオオサンショウウオが、大分県宇佐市の駅館川で保護されました。保護されたオオサンショウウオは体長87センチで、6月30日、堰堤に体が挟まった状態で発見されました。目立った傷はないということです。九州唯一の生息地、宇佐市では生態

奄美のカニ2種が希少野生動植物に 鹿児島県が指定
17時間前

奄美のカニ2種が希少野生動植物に 鹿児島県が指定

 鹿児島県は2日、いずれも奄美大島に生息するムツハアリアケガニ科のコウナガカワスナガニとヨウナシカワスナガニの2種を新たに、県の希少野生動植物に指定したと発表した。今回の指定で県指定希少野生動植物は計57種(動物20種、植物37種)となった。 県自然保護課などによると、コウナガカ

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で
2024.07.02

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で

 夏ごろ直径1センチほどの黄色い花を咲かせる絶滅危惧種「アゼオトギリ」の第14回保全勉強会(座長・平山大輔三重大学教授)が6月29日午後1時から、三重県多気郡多気町相可の町役場であり、自生地での個体数の減少などを踏まえて種子を長期保存するため環境省に送ることや、約10年にわたる保全活動を報告書

公園に落ちていた「梅の実」を勝手に取って帰ったママ友…。「梅酒」を作るそうですが、落ちていた実で作っていいのでしょうか?
2024.07.02

公園に落ちていた「梅の実」を勝手に取って帰ったママ友…。「梅酒」を作るそうですが、落ちていた実で作っていいのでしょうか?

公園にある梅の木からたくさんの梅の実が落ちている光景を見たときに、「梅の実を拾って梅酒を作りたい」と思わず考えてしまう人もいるのではないでしょうか。そんなときに気になるのが、勝手に持ち帰っていいのかということです。公園を管理しているのは自治体ですが、許可を得ることなく公園内に落ち

夏ホッキ漁スタート 初日は4.6㌧水揚げ 苫小牧沿岸
2024.07.02

夏ホッキ漁スタート 初日は4.6㌧水揚げ 苫小牧沿岸

 水揚げ日本一を誇る苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)のホッキ漁は2日、今季の夏漁が苫小牧沿岸で始まった。初日は漁船11隻で約4・6トンを水揚げし、卸売価格は1キロ当たり1401~719円の高値で取引。今季はホッキ貝の順調な資源回復を背景に、漁獲枠は夏、冬合わせて924トンに設定している。<

絶滅危惧1A類オオハラビロトンボ確認 川南湿原
2024.07.02

絶滅危惧1A類オオハラビロトンボ確認 川南湿原

 宮崎県川南町の川南湿原で、県版レッドデータブックでごく近い将来に野生絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧1A類」に分類されるオオハラビロトンボが確認された。8月中旬ごろまで朝夕を中心に観察できる。

富士山の山梨側「吉田ルート」が山開き 入山規制と通行料徴収スタート 初日は大きな混乱なし
2024.07.02

富士山の山梨側「吉田ルート」が山開き 入山規制と通行料徴収スタート 初日は大きな混乱なし

 富士山の山梨県側の登山道「吉田ルート」が1日、静岡県側の3ルートに先行して開通した。山梨県は今年から新たに、人数と時間帯の入山規制を行い、県有地の通行料2千円の支払いを義務化した。新制度の運用に大きな混乱はなく、登山客からは「自然保護には必要なこと」と導入を歓迎する声が聞かれた。

「北海道で多数のクマ出没中。山では鈴や笛で音を」道内入りする飛行機で警告アナウンス 『クマ対策は機内から』観光客への呼びかけ開始 7月1日から8月31日までの約2か月間 JALとAIRDOの北海道便
2024.07.01

「北海道で多数のクマ出没中。山では鈴や笛で音を」道内入りする飛行機で警告アナウンス 『クマ対策は機内から』観光客への呼びかけ開始 7月1日から8月31日までの約2か月間 JALとAIRDOの北海道便

 観光客向けのクマ対策として、7月1日から北海道入りする航空機内でクマへの注意を呼び掛けるアナウンスが始まりました。 「世界自然遺産知床は、ヒグマが多く生息しています。近づいたり、食べ物を与えたりしないようお願いします」 「北海道内各地でヒグマの出没が多数報告されて

特別天然記念物以外のオオサンショウウオ、アフリカヒキガエルを特定外来生物に指定 環境省
2024.07.01

特別天然記念物以外のオオサンショウウオ、アフリカヒキガエルを特定外来生物に指定 環境省

 環境省は7月1日からオオサンショウウオのうち、国の特別天然記念物に指定されている日本固有種以外のものとアフリカヒキガエルを特定外来生物に指定する。オオサンショウウオは、中国から食用目的で輸入された外来個体が自然界で繁殖し、固有種の生態を脅かしている。アフリカヒキガエルはまだ日本では確認されて

巣箱をもっとも利用する野鳥・シジュウカラの子育て【公園の巣箱で野鳥観察】
2024.06.30

巣箱をもっとも利用する野鳥・シジュウカラの子育て【公園の巣箱で野鳥観察】

木々の緑の彩りが色濃くなってきた公園を散策すると、巣立ちしたばかりのシジュウカラの雛が親鳥に餌をねだる賑やかな声が聞こえてきます。この時期はまさに野鳥たちの子育てシーズンです。花見の季節を過ぎたソメイヨシノの若葉にたくさんの毛虫が付いているのを見たことがあるかと思います。モンクロ

【GQ読書案内】幼い頃の記憶を呼び覚ます、生命力を感じる美しい3冊
2024.06.30

【GQ読書案内】幼い頃の記憶を呼び覚ます、生命力を感じる美しい3冊

編集者で、書店の選書担当としても活動する贄川雪さんが、月に一度、GQ読者におすすめの本を紹介。今月は「生命力を感じる」がテーマ。梅雨ながら、すでに夏のような暑さが続きますね。樹木の緑をより濃く感じ、色とりどりに咲くあじさいにカエルやカタツムリを見つけた昔を思い出しながら、春以上に

公園内遊歩道で振り返るとクマ接近 男性まで5メートル以内とっさに顎を蹴り、クマは山林へ 島根県江津市
2024.06.29

公園内遊歩道で振り返るとクマ接近 男性まで5メートル以内とっさに顎を蹴り、クマは山林へ 島根県江津市

 29日午後5時50分ごろ、江津市浅利町の菰沢公園内の遊歩道を散歩中の男性が、体長1メートル超の成獣のクマ1頭と遭遇したと江津市に通報した。男性にけがはなかった。市は当面の間、同公園への立ち入りを禁止した。 市が男性から聞いた話によると、男性は同日午前6時半ごろ、園内を散歩中に振

韓国最高峰の漢拏山、ラーメンスープで環境被害 当局が警告
2024.06.29

韓国最高峰の漢拏山、ラーメンスープで環境被害 当局が警告

(CNN) 韓国最高峰の漢拏(ハルラ)山が思わぬ原因の環境被害に直面している。汚染源はインスタントラーメンだ。声明によると、国立公園管理事務所は登山客に対し、「きれいな環境」を保つため、漢拏山や山を流れる川にラーメンのスープを捨てないよう訴えるキャンペーンを開始した。

駐車スペース移動検討へ 金作原利用、試行ルール変更の方針を共有 奄美大島
2024.06.29

駐車スペース移動検討へ 金作原利用、試行ルール変更の方針を共有 奄美大島

 世界自然遺産である鹿児島県奄美大島の自然環境の適正利用について話し合う奄美大島利用適正化連絡会議の会合が28日、同県奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。認定ガイドの同行や車両台数制限などを設けた試行ルールを2019年2月から導入している金作原国有林(同市名瀬)について、利用状況や取り組

太古の森を抜け、山頂から大パノラマを!「白神山地」ブナ原生林で感動体験
2024.06.29

太古の森を抜け、山頂から大パノラマを!「白神山地」ブナ原生林で感動体験

秋田県と青森県にまたがる広大な白神山地。ブナの原生林が広がることで知られ、1993年、屋久島と同時に日本初のユネスコの世界自然遺産に登録されました。前回に続き、白神山地世界遺産センター藤里館(以下、藤里館)で自然アドバイザーを務める白鳥さんのフィールド情報収集業務に同行。ブナの森の中を歩き、小

人間の身勝手の犠牲になったシカ。クロワッサンやおこしで歯を失い、殺処分される「人が痛みと苦しみの原因になっている」(スコットランド)
2024.06.29

人間の身勝手の犠牲になったシカ。クロワッサンやおこしで歯を失い、殺処分される「人が痛みと苦しみの原因になっている」(スコットランド)

人懐っこかった牡鹿が人間の身勝手さの犠牲になり、悲しみが広がっている。スコットランドに「カラム」の愛称で親しまれた1頭の野生のアカシカがいた。人間を怖がらず、地元住民に愛され、ハイキングなどにやってきた観光客らからの人気もあった。地元メディアRoss-shire J

山のレジャーは「ヤマビル」にご注意 梅雨時に活発化 どう対策?
2024.06.29

山のレジャーは「ヤマビル」にご注意 梅雨時に活発化 どう対策?

 伸びて縮んで、ニョロニョロと寄ってくる。いつの間にか皮膚に張り付き、血を吸っている――。 山で行楽気分を一気に損ないかねないのがヒルによる被害だ。本州以南の各地で見られるヤマビルの活動は梅雨の季節に活発化しやすいという。 その対策を登山歴30年のベテランガイドに聞

【速報】クマの人的被害続く八甲田「入山規制」6月28日から
2024.06.28

【速報】クマの人的被害続く八甲田「入山規制」6月28日から

クマの人的被害が相次いだ八甲田の入山規制についてです。関係者による会議で、6月28日から入山規制を行うことが決まりました。人的被害があった場所を中心に、周囲およそ3キロの範囲で、国有林への立ち入りを禁止したり、登山道を閉鎖する措置がとられるということです。

国内初!人工授精でライチョウのヒナ2羽誕生 富山市の動物園
2024.06.28

国内初!人工授精でライチョウのヒナ2羽誕生 富山市の動物園

国内で初めてです。富山市の動物園できょう、人工授精でライチョウのヒナ、2羽が誕生しました。乗鞍岳の野生の雄から精子を採取し、動物園の雌5羽に授精させました。産卵した12個を機械で温め2羽のふ化に成功しました。環境省によりますと人工授精によるライチョウの誕生は国内で初