スポーツ通じて交通ルール学ぶグラウンドゴルフ大会【佐賀県】

AI要約

嬉野市で行われた高齢者向けグラウンドゴルフ大会では、正しい交通ルールを楽しく学ぶ取り組みが行われました。

イベントでは横断歩道の模擬設置や手挙げの練習など、道路安全に関する注意喚起が行われました。

高齢者の交通事故が増加している中、警察署も事故防止への取り組みを呼びかけています。

スポーツ通じて交通ルール学ぶグラウンドゴルフ大会【佐賀県】

交通事故の被害に遭いやすい高齢者を対象に、スポーツを通じて正しい交通ルールを学んでもらうグラウンドゴルフの大会が嬉野市で行われました。

【警察官】

「はい赤信号。はい変わりました。手を挙げて。はい左みて。止まらんでよかですよ」

この大会は、交通事故の被害に遭いやすい高齢者に正しい交通ルールを楽しく学んでもらおうと、嬉野地区交通安全協会と嬉野町グラウンドゴルフ協会が開いたものです。

嬉野市嬉野町で19日に開かれたグラウンドゴルフの大会には、市内の嬉野町と、塩田町に住む高齢者約100人が参加しました。

特に、道路横断中の事故を防止しようと、移動ルートに模擬の横断歩道を設置し、左右を確認し、手を挙げて横断することなどが呼びかけられました。

【鹿島警察署 渕上大介交通課長】

「道路を利用する際は緊張感を持って交通事故防止に努めていただきたいなと思っている」

鹿島警察署の管内では1月から8月末までに71件の人身事故が発生していて、このうち高齢者が関係している事故は41件と、県内の警察署の中で高齢者が関係する事故の割合が最も高くなっています。