安全技術搭載「サポカー」を高齢者が乗車体験 事故防止や安全運転の気持ち新た(島根)

AI要約

高齢者向けの交通安全教室が開催され、衝突被害軽減ブレーキなどの安全技術を体験することができた。

参加者は「サポカー」の機能を学び、自動ブレーキや警報システムを体験した。

警察は事故防止のため、安全教室を通じて高齢者に安全意識向上を促している。

安全技術搭載「サポカー」を高齢者が乗車体験 事故防止や安全運転の気持ち新た(島根)

島根県江津市で、高齢者を対象にした衝突被害軽減ブレーキなどの安全技術を搭載した「サポカー」の体験乗車会が開かれました。

衝突被害軽減ブレーキを搭載した「サポカー」。アクセルとブレーキを踏み間違えても、自動でブレーキが作動します。江津市桜江町で開かれた高齢者向けの交通安全教室です。

県内の自働車販売会社の協力を得て、江津警察署が初めて開き、高齢者約30人が参加しました。

教室では、自動ブレーキや車線からはみ出しそうになった場合の警報システムなど、「サポカー」が備える安全技術について説明を受けたあと、参加者が実際に車に乗り込み、その機能を体験しました。

また、運転免許が不要で簡単な操作で運転できる電動シニアカーの乗車も体験しました。

参加した高齢者:

スピードメーターをちゃんと見ながら運転しないといけないと思った。

認知能力、反射能力が落ちているので、サポカーが利用できればいいなと思い、乗らせてもらった。

江津警察署・郷原伸二交通課長:

高齢者についても今回の体験を生かして、より安全意識を高めてもらい、自分の行動を交通安全に向けてほしい。

警察はこうした安全教室を通じて、高齢者の事故防止に取り組みたいとしています。