「種を道具箱に入れておいたら…芽が出た」 給食スイカの種が結実 松田小学校で試食 沖縄・宜野座村

AI要約

沖縄県宜野座村立松田小学校の3年生18人が花壇で育てたスイカを収穫し味わう。

種は給食で食べたスイカから取り、児童が丁寧に育てた。

新城教諭は食育学習を通じて大切な体験をしたいと話している。

「種を道具箱に入れておいたら…芽が出た」 給食スイカの種が結実 松田小学校で試食 沖縄・宜野座村

 沖縄県宜野座村立松田小学校3年生18人が8月28日、学校の花壇で育てた直径20センチのスイカ4個を収穫し味わった。

 種は、城間正来さんが給食で食べたスイカから取ったもの。城間さんは「7月4日に種を道具箱に入れておいたら、3日後に芽が出た」と笑顔で話した。

 児童は、担任の新城真由美教諭の勧めで発芽した種を花壇に植え、水かけや防鳥ネットを張るなど約2カ月間世話した。

 スイカを試食した嘉手納璃音さんと神谷雛愛さんは「おいしい、もっと食べたい」と声を弾ませた。城間さんは「実は全部で6個。先に収穫した1個は味が悪かった。もう1個は落として割れた」と残念がった。

 新城教諭は「給食のスイカの種が食べられるまで成長した。この経験を基に食育学習をしたい」と話していた。 (仲地暁通信員)