静岡・鈴木知事「 山梨県と足並みをそろえた規制と通行料徴収を」 富士登山の規制導入へ

AI要約

富士山の観光規制について、山梨県と静岡県が連携し始めたことが明らかになりました。

山梨県が2024年から規制を導入し、静岡県でも同様の規制を検討する方針です。

両県は富士山の環境保全と安全確保に向け、条例の制定や入山管理システムの構築を進める予定です。

静岡・鈴木知事「 山梨県と足並みをそろえた規制と通行料徴収を」 富士登山の規制導入へ

富士山をめぐっては山梨県が2024年から通行料の徴収や入山者数の制限などの規制を導入しましたが、その成果を踏まえ静岡県も規制導入に動き出しました。

静岡県・鈴木康友 知事:

山梨県と足並みをそろえた条例による登山規制、および通行料の徴収を検討することにしました

9月10日、静岡県側でも規制を行うと述べた鈴木知事。

富士山をめぐっては山梨県が2024年の夏から5合目の吉田口にゲートを設け、夜間の通行や登山者数を制限しています。

これについて、静岡県は「山梨側では規制の効果が出ている」として、静岡側での実施に向け閉山後に現地調査を行うとしています。

静岡県・鈴木康友 知事:

今後、国や地元市町関係者と協議を進め、ゲート設置のための現地調査や2024年以降のWEB事前登録システムをベースとした入山管理システムの構築業務を行っていきます

規制の内容は入山料の徴収や山小屋の宿泊予約の有無の事前登録などを検討していて、今後、地元の関係者とも意見交換をしながら条例の制定を進める方針です。