<速報>福島第1原発2号機、デブリ取り出し着手

AI要約

東京電力は溶融核燃料(デブリ)取り出し作業に着手し、8月22日に着手準備を開始したが手順誤りにより延期していた。

取り出し装置を押し込むパイプの取り付け手順を修正し、数週間程度かけて3グラム以下のデブリを試験的に採取する予定。

今後、福島第1原発2号機からのデブリ取り出し作業の進捗に注目が集まる。

 東京電力は10日午前7時20分、福島第1原発2号機からの溶融核燃料(デブリ)取り出し作業に着手した。8月22日に着手に向けた準備作業を開始したが、取り出し装置を原子炉格納容器内に押し込むパイプの取り付け手順を誤り、延期していた。今後、数週間程度かけて3グラム以下のデブリを試験的に採取する。