タイからの観光客を岡山へ/県が現地旅行会社関係者を招いて観光スポット巡るツアー実施【岡山】

AI要約

タイからの観光客を岡山県内に取り込むためのツアーが始まった。

タイの旅行会社4社が赤磐市の観光農園を訪れ、岡山のフルーツを試食。

岡山県がタイを重点市場と位置付け、インバウンド獲得に力を入れている。

タイからの観光客を岡山へ/県が現地旅行会社関係者を招いて観光スポット巡るツアー実施【岡山】

来年の大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭を見据え、タイからの観光客を岡山県内に取り込もうと、現地の旅行会社関係者を招いて観光スポットを巡るツアーが9月9日、始まりました。

赤磐市にある観光農園・桃茂実苑を訪れたのは、タイの旅行会社4社です。いずれも今年7月の岡山県知事によるタイでの観光PRイベントに参加した旅行会社で、周遊観光ツアーを組んでもらい、インバウンド獲得につなげようと、県が招きました。

一行はブドウのハウスを見学し、今が旬の岡山のフルーツ、シャインマスカットやピオーネを試食しました。

今年日本を訪れた観光客のうち、東南アジアからではタイが最も多く、岡山県に宿泊した人も昨年は5230人と、10年前の5倍以上に。県はタイを重点市場の1つに捉えていています。

このツアーは12日まで行われ、蒜山高原や倉敷市の無人島・KUZIRA―JIMAなどを巡ります。