# インバウンド

県境越え古道つなぐ路線バス 伊勢路―中辺路、7日から三重県熊野市が運行
2024.07.05

県境越え古道つなぐ路線バス 伊勢路―中辺路、7日から三重県熊野市が運行

 三重県熊野市は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録20周年を迎える7日から、県境を越えて、公共交通の空白地である同市紀和町と和歌山県田辺市本宮町を結ぶ定期路線バス「紀和・本宮線」の運行を始める。熊野古道の伊勢路と中辺路をつなぐ狙いで、同日午前10時から紀和町にある道の駅で運行式を開く。

成田空港再編に向け「ターミナル集約」などまとめた構想 空港側が国交省に報告
2024.07.03

成田空港再編に向け「ターミナル集約」などまとめた構想 空港側が国交省に報告

成田空港の施設の再編に向け、空港側が現在ある3つのターミナルの集約などをまとめた「新しい成田空港」構想を国土交通省に報告をしました。 今年で開港46年を迎える成田空港では、インバウンドなどによる航空需要の増大を見据えて施設の機能強化を検討していて、これまでに専門家などによる検討会

国内景気は4年1カ月ぶりに「3カ月連続で悪化」~個人消費の停滞が響く
2024.07.03

国内景気は4年1カ月ぶりに「3カ月連続で悪化」~個人消費の停滞が響く

帝国データバンクが2024年6月の国内景気に関する調査を実施したところ、景気DIは前月比0.2ポイント減の43.3となり、4年1カ月ぶりに3カ月連続で悪化した。宿泊業や娯楽サービス業など個人向けサービスを中心に個人消費DIが大きく落ち込んだ。円安による原材料価格の高止まりなどコス

人手不足、原材料高が重し コロナ後の回復、足踏み 6月日銀短観〔深層探訪〕
2024.07.03

人手不足、原材料高が重し コロナ後の回復、足踏み 6月日銀短観〔深層探訪〕

 日銀が1日発表した6月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、企業を取り巻く経営環境に不安材料が多いことを浮き彫りにした。深刻な人手不足や円安進行に伴う原材料高が企業経営を圧迫。物価高で個人消費は伸び悩み、コロナ禍後の人出回復で改善基調にあった大企業非製造業の景況感も足踏み状態となった。日本経

押し寄せるインバウンド、足りない人手…コロナ禍の影響が尾を引く屋形船や旅館・ホテル業の苦悶
2024.07.02

押し寄せるインバウンド、足りない人手…コロナ禍の影響が尾を引く屋形船や旅館・ホテル業の苦悶

 コロナ禍が収束し、東京都内各地には再びインバウンド(訪日外国人客)が押し寄せるようになり、かつてのにぎわいを取り戻している。しかし、労働の現場はコロナ禍の影響がいまだ尾を引き、深刻な人手不足に悩まされている。 6月上旬の夕方、東京・品川の桟橋。外国人客で満員になった屋形船が岸壁

HIS、地方創生で提携
2024.07.02

HIS、地方創生で提携

 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS) <9603> は2日、インバウンド(訪日客)の増加に伴うオーバーツーリズム(観光公害)対策のため、地方創生事業を展開すると発表した。地域の新たな魅力を打ち出した旅行企画や体制づくりを支援することで、主要観光地の混雑緩和につなげたい考えだ。 

航空燃料が不足、増便見送りも 海外の航空会社、全国の空港で 訪日客誘致に冷や水
2024.07.02

航空燃料が不足、増便見送りも 海外の航空会社、全国の空港で 訪日客誘致に冷や水

全国各地の空港で航空燃料が不足し、海外の航空会社が増便や新規就航を見送るケースが相次いでいる。新型コロナウイルス禍後の訪日外国人客(インバウンド)の急回復に伴う旅行需要拡大に航空燃料の輸送が追い付かない格好で、全国知事会は2日、経済産業省と国土交通省に燃料の安定供給に向けた措置を要請。観光立国

マカオ 2024年6月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数減も平均平米単価は上昇
2024.07.02

マカオ 2024年6月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数減も平均平米単価は上昇

 マカオ政府財政局(DSF)が7月1日に公表した最新統計によれば、今年(2024年)6月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月後半から18件減(11.1%減)の144件だったとのこと。 一方、今年6月前半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価につい

観光動画制作へ植松さん起用 FFシリーズ作曲家 一関市 13日 千厩で演奏【岩手】
2024.07.02

観光動画制作へ植松さん起用 FFシリーズ作曲家 一関市 13日 千厩で演奏【岩手】

 一関市は、市内への誘客や交流人口の拡大に向け、人気ゲーム「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズの音楽を手掛ける作曲家植松伸夫さんを招いてPR動画を制作する。SNS(インターネット交流サイト)を通じて観光地や物産などの魅力を広く発信する。植松さんは13、14日に同市を訪れ、せんまや夜市のス

軽井沢のビジネスチャンスはシリコンバレー以上!日本の地方に見る唯一無二の強みとは?
2024.07.02

軽井沢のビジネスチャンスはシリコンバレー以上!日本の地方に見る唯一無二の強みとは?

 円安の影響もあり、訪日外国人旅行が空前絶後の“沸騰”状態だ。京都などでは観光「公害」も叫ばれる中、インバウンド・ビジネスはどこへ向かうのか。マッキンゼー・アンド・カンパニーのシニアパートナーを経て、ペイパル日本のトップを務めるピーター・ケネバン氏が解説する。【前後編の後編】(ペイパル日本事業

「京都が外国人観光客に絶対に媚びてはいけない理由」在日20年マッキンゼー元幹部が力説
2024.07.02

「京都が外国人観光客に絶対に媚びてはいけない理由」在日20年マッキンゼー元幹部が力説

 円安の影響もあり、訪日外国人旅行が空前絶後の“沸騰”状態だ。京都などでは観光「公害」も叫ばれる中、インバウンド・ビジネスはどこへ向かうのか。マッキンゼー・アンド・カンパニーのシニアパートナーを経て、ペイパル日本のトップを務めるピーター・ケネバン氏が解説する。【前後編の前編】(ペイパル日本事業

マカオ司法警察局がカジノ施設対象の防犯パトロール実施
2024.07.01

マカオ司法警察局がカジノ施設対象の防犯パトロール実施

 目下、マカオ司法警察局では、マカオの治安環境の保護と維持、カジノ関連犯罪の抑止と取り締まり、市民と旅客の人身と財産の安全確保を目的とし、マカオ警察総局による指揮の下、広東省及び香港の警察当局と合同で大規模作戦「落雷2024」を展開している。 同局が7月1日に発表した内容によれば

百貨店6月度も2割前後の増収、続くインバウンド活況
2024.07.01

百貨店6月度も2割前後の増収、続くインバウンド活況

百貨店主要4社の6月度の売上高は2割前後の増収だった。インバウンド活況によって免税売上高が業績全体をけん引する状況が続いている。国内顧客は、雨傘などのレイングッズに加えてサングラスやUVケア商品といった夏物アイテムに動きが見られた。売上高は三越伊勢丹が前年同月比24.2%増、高島

TSMC工場抱える熊本県菊陽町、路線価が24%増で全国上昇率2位
2024.07.01

TSMC工場抱える熊本県菊陽町、路線価が24%増で全国上昇率2位

(ブルームバーグ): 国税庁が1日に公表した今年1月1日時点の路線価で、台湾積体電路製造(TSMC)の半導体工場がある熊本県菊陽町が前年比24%増と全国で上昇率2位となった。公表資料によると、対象となったのは同町光の森3丁目の調査地点で、1平方メートル当たりの土地の価格は15万5

世界「最速」で復活するインバウンド、でも国民が豊かさを実感できないワケ
2024.07.01

世界「最速」で復活するインバウンド、でも国民が豊かさを実感できないワケ

 2022年10月にコロナ水際対策が本格的に緩和されて以降、訪日外国人(インバウンド)が過去最高更新ペースで増え続けている。筆者は今年4月、およそ5年ぶりに成田空港を訪れたが、空港内を闊歩(かっぽ)しているのも機内に乗り込んでいるのも、体感で7~8割が外国人だった。しみじみとインバウンドの勢い

「人力車夫」の知られざる残酷史! いまやイケメン&1000万プレーヤー登場も、かつては日本近代化の餌食となっていた
2024.06.30

「人力車夫」の知られざる残酷史! いまやイケメン&1000万プレーヤー登場も、かつては日本近代化の餌食となっていた

 インバウンド需要の高まりを受け、「観光人力車」の需要が急増している――。報道・情報番組『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系列)が6月23日に報じたところによると、浅草の人力車夫(引き手)の最高月収は、なんと「127万円」にのぼるという。単純計算で年収1524万円

【日本株】2024年前半の「大型株の株価上昇率ランキング」ベスト10! 半導体関連やインバウンド関連が上位にランクインし、投資判断が“強気”の銘柄も多数!
2024.06.30

【日本株】2024年前半の「大型株の株価上昇率ランキング」ベスト10! 半導体関連やインバウンド関連が上位にランクインし、投資判断が“強気”の銘柄も多数!

 【日本株】2024年前半に「株価が上がった大型株ベスト10」を公開! ●2024年の前半に株価が上がった株10銘柄を紹介! AI・半導体株が年後半にかけても勢いを維持する見通し!  ダイヤモンド・ザイでは、日本株の大型株や中小型株の中で、株価の上昇率

上方修正の「ビックカメラ」下方修正の「ヤマダデンキ」何が家電業界トップ2の明暗を分けたのか【月間ヒット記事】
2024.06.30

上方修正の「ビックカメラ」下方修正の「ヤマダデンキ」何が家電業界トップ2の明暗を分けたのか【月間ヒット記事】

桜の見頃の季節が過ぎ去り、一気に春めいてお出かけが楽しい時期となりました。街角には、ますます外国人旅行者の数が増えたように感じます。日本を訪れるにも、ちょうどよい気候なのかもしれません。インバウンド関連銘柄は、引き続き明るい見通しになりそうです。じつは、ビフォーコロナとアフターコ

伝統工芸、訪日客に人気 日本らしさ魅力、円安も後押し
2024.06.30

伝統工芸、訪日客に人気 日本らしさ魅力、円安も後押し

 インバウンド(訪日客)の間で、日本の伝統工芸品の人気が高まっている。 繊細な技巧や色彩感覚など日本らしさが魅力で、円安の後押しもあり、羽田空港のセレクトショップは外国人でにぎわう。日本各地で受け継がれてきた職人技を世界にアピールし、新たな販路の開拓や観光客の誘致を目指す動きも出

インバウンド客で賑わう新宿ゴールデン街。バー店員が「半年で英語を話せるようになった」納得の理由
2024.06.29

インバウンド客で賑わう新宿ゴールデン街。バー店員が「半年で英語を話せるようになった」納得の理由

 2023年の訪日外国人旅行消費額は5兆2,923億円で過去最高を更新。インバウンド客の増加に伴い、街の様相も変化している。ニセコや白馬など、地方の観光地の変貌ぶりがしばしば紹介されるが、東京の新宿ゴールデン街もそのうちの一つだ。「店の前の通りはインバウンドのお客さんが常に行きか