「アーティストの生の演奏聴くことはなかなかない」 京都・舞鶴で音楽フェス、2万5千人来場で感謝状

AI要約

舞鶴市が音楽フェスで観光・経済振興に貢献し、実行委員会が表彰された。

フェスは地域を盛り上げる取り組みで、来場者数も増加している。

実行委は次回も規模拡大を目指し、次世代へのバトンタッチも模索している。

「アーティストの生の演奏聴くことはなかなかない」 京都・舞鶴で音楽フェス、2万5千人来場で感謝状

 京都府舞鶴市は、昨年と今年の4月に舞鶴港第3埠頭(ふとう)(西)で音楽フェスを主催し、観光・経済振興に貢献したとして「MAIZURU PLAYBACK FES.実行委員会」を表彰した。メンバーは過去2回の手応えや次回の展望を語った。

 市内の若手経営者らで組織する実行委は、地域を盛り上げたいとフェスを企画。5回目までの開催を目指すといい、初開催の昨年は1日で約1万5千人、今年は2日間で約2万5千人が来場した。

 委員長の金村峰土さん(46)ら実行委メンバー8人が市役所を訪れ、鴨田秋津市長から表彰状を受け取った。

 金村さんは「舞鶴でアーティストの生の演奏を聴けることはなかなかない。子どもたちの心にも響いている実感があった」と話し、バンド活動をしている高校生から「僕らもフェスをやりたい」と相談を受けたエピソードを語った。

 次回については前夜祭などさらなる規模拡大をしたいと意気込み、将来を見据え「どのようにして次の世代にバトンタッチするかも模索していきたい」と話した。