体操成年女子の福井が6年ぶりの優勝、宮田笙子4カ月ぶり実戦復帰 佐賀国スポ パリ五輪金メダル杉野正尭の成年男子は7位

AI要約

佐賀国民スポーツ大会(国スポ)の会期前競技で行われた体操の成年男女団体総合の決勝で、成年女子の福井チームが6年ぶりの優勝を果たした。宮田選手が実戦復帰し、山本選手が高得点をマークしてチームを引っ張った。

福井チームは大阪チームに3・236点差をつけて優勝。深沢選手や鯖江高校出身者も活躍し、213・096点を記録した。

一方、成年男子チームは杉野選手を擁する福井は7位に終わった。

体操成年女子の福井が6年ぶりの優勝、宮田笙子4カ月ぶり実戦復帰 佐賀国スポ パリ五輪金メダル杉野正尭の成年男子は7位

 佐賀国民スポーツ大会(国スポ)の会期前競技は7日、佐賀県SAGAアリーナで体操の成年男女団体総合の決勝が行われ、成年女子の福井(深沢こころ、宮田笙子、木崎乃音、遠山結香、山本七海)が、2018年福井国体以来6年ぶりの優勝を飾った。

 飲酒、喫煙問題でパリ五輪を辞退した宮田が約4カ月ぶりに実戦復帰。昨年の世界選手権代表の深沢や、2022年に全国高校総合体育大会(インターハイ)、国体、全日本シニア選手権、全日本団体選手権の全国4冠を達成した当時の鯖江高メンバーらで臨み213・096点をマーク。2位の大阪に3・236点差をつけて栄冠をつかんだ

 山本が跳馬、段違い平行棒、床運動の3種目で全体2位の高得点をマーク。最年長の深沢も平均台で全体3位の13・933点を挙げるなどチームを引っ張った。宮田は段違い平行棒以外の3種目に出場。平均台で全体4位の13・733点を挙げた。

 パリ五輪体操男子団体金メダリストの杉野正尭(徳洲会)がメンバーの成年男子福井は7位だった。