パワハラ疑惑の兵庫・斎藤知事 不信任決議採択なら辞職は?「仮定の状況なので何も決めていない」

AI要約

兵庫県知事の斎藤元彦氏が不信任決議案の動きについて言及。

斎藤知事はパワハラ疑惑についてお詫びの言葉を述べるも、不信任決議案の提出が固まりつつある。

斎藤知事は未来の状況についてはコメントを避け、不信任決議の場合の対応を決定していないと述べた。

パワハラ疑惑の兵庫・斎藤知事 不信任決議採択なら辞職は?「仮定の状況なので何も決めていない」

 県職員へのパワハラや出張先での物品のおねだりなど、数々の疑惑が取り沙汰されている兵庫県の斎藤元彦知事(46)が4日、定例会見を開き、不信任決議案提出の動きについて受け止めを述べた。

 斎藤知事は8月30日、県議会の調査特別委員会(百条委員会)に出席し、証人尋問を受けた。告発文や職員へのアンケートで挙がった数々のパワハラの疑いについて「不快に思われたのであればお詫びしたい」といった言葉を繰り返した。

 知事は6日にも百条委員会に出席し、尋問を受ける。そんな中、立憲民主党の県議らによるひょうご県民連合は、不信任決議案を提出する方針を固めた。

 こうした動きについて、斎藤知事は「どういうふうになるか分からないのでコメントできない。議会側から設置をお願いされた百条委員会、第三者の調査をしっかりやっていくこと」と話すにとどめた。

 不信任が決議された時の身の処し方を既に決めているかについて聞かれると、「仮定の状況ですので、何も決めたりしていない」と述べた。