熊本-ソウル線、8年半ぶり再開 アシアナ航空、11月7日から週3往復

AI要約

アシアナ航空は、熊本空港とソウルを結ぶ定期便を8年半ぶりに再開する。

週に3往復するこの路線は、熊本着が午後1時20分、熊本発が午後2時20分となる。

アシアナ航空が熊本-ソウル線を再開することで、熊本空港の国際線便は週26往復に増えることになる。

熊本-ソウル線、8年半ぶり再開 アシアナ航空、11月7日から週3往復

 韓国の大手航空会社アシアナ航空は、熊本空港とソウル(仁川[インチョン])を結ぶ定期便を11月7日に再開する。同社は2016年の熊本地震後に熊本-ソウル線を事実上撤退しており、運航は約8年半ぶり。

 月・木・土曜に週3往復する。いずれも熊本着が午後1時20分、熊本発が午後2時20分で、機体はA321neo型機(定員188人)を使う予定。

 アシアナ航空によると、九州ではインバウンド(訪日客)を中心に既存の福岡線や宮崎線の利用が好調で、熊本線も需要を見込めると判断した。10月3、6、9日には、訪日客向けに熊本-ソウル線でチャーター便を運航する。

 アシアナ航空日本地域本部(東京)は「再開できてうれしい。熊本の多くの方にアウトバウンドで利用してほしい」とした。

 熊本-ソウル線は現在、韓国の格安航空会社(LCC)のティーウェイ航空が週7往復している。熊本空港の国際線は、アシアナ航空の運航再開でソウル線が週10往復に増え、台湾・台北線(週12往復)、香港線(週4往復)と合わせて週26往復となる。(立石真一)