広島空港、保安サービス料10/1引き上げ 210円→400円に

AI要約

広島空港を運営する広島国際空港は、国際線の旅客保安サービス料を10月1日に値上げすることを発表しました。

現行のPSSCは210円から190円値上げして、大人・子供とも税込み400円になります。

広島空港は2023年1月4日から国際線を再開し、今回の値上げは保安検査のコスト増加に伴うものだと説明しています。

広島空港、保安サービス料10/1引き上げ 210円→400円に

 広島空港を運営する広島国際空港(HIAP)は8月30日、国際線の旅客保安サービス料(PSSC)を10月1日に改定すると発表した。改定後のPSSCは大人・子供とも税込み400円で、現行のPSSCは210円から190円値上げする。

 PSSCは出国・乗継時に支払う料金で、広島空港では国際線を再開した2023年1月4日から導入。HIAPは今回の引き上げについて、保安検査の厳重化や検査機器の高度化、検査員確保への処遇改善などでコストが大幅に増加していることから決定した、と説明している。

 引き上げ対象となるのは10月1日以降に購入した航空券。発券時に運賃と合わせて航空会社へ支払う。

 広島空港の国際線は2020年3月23日の運航を最後に全便を運休していたが、2023年1月4日に、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が台北(桃園)線を再開。その後、復便や新路線の就航などが進み、11月1日には香港エクスプレス航空(HKE/UO)の香港線も再開する見通し。