台風10号 一部の商品が品薄状態に 流通止まる【高知】
台風の影響による被害報告が続々と寄せられています。津野町では土砂崩れが発生し、町道が通行止めになっています。また、川の増水も懸念されています。
高知市でも倒木被害や避難所の看板被害が報告されています。商品の品薄状態も続いており、台風の影響が広範囲に及んでいます。
県庁では災害対策本部会議が開かれ、今後も台風情報に注意し早めの対応を心がけるよう呼びかけられています。
台風の影響により各地で被害が出ています。津野町では北川地区で土砂崩れが発生。山の斜面が高さ100メートル幅30メートルにわたって崩れました。
人的被害はありませんが町道が通行止めになっていて復旧のめどはたっていません。
降り続く雨の影響で川は増水しています。
川村和久アナ
「正午過ぎの仁淀川です。水は茶色くにごっています。川の流れも速くなっています。河川敷は一部が浸かりかけています。向こうの木がある辺りはいつもは家族連れがデイキャンプを楽しんでいる場所なんですがきょうは水に浸かっています」
また高知市では倒木が２件。浦戸で避難所の場所を知らせる看板が強風で倒れる被害が１件報告されています。けが人はいません。
【エースワン潮江店】
台風接近を前に高知市のスーパーマーケットではー
中川哲記者リポート
「こちらはインスタントラーメンのコーナーですがご覧のように一部の商品が品薄状態となっています」
「エースワン潮江店」では火曜日ごろからインスタント食品や飲料水、肉類の売れ行きが伸び在庫がない商品も。品薄状態が続いていますが台風の影響で流通が止まっているため次の仕入れは9月2日ごろになる見込みだということです。
県庁では災害対策本部会議が開かれ、各部局の担当者が人的被害の情報は入っていないことを報告。30日夜にかけて線状降水帯が発生する可能性があるとして浜田知事は次のように呼びかけました。
浜田知事：
「今後も台風情報には十分注意をいただきまして」「リスクを低減する、低めていくという観点から早め早めの行動を心がけていただく」
