能登地震避難所、年内解消目指す 石川、仮設住宅完成や自宅修繕で

AI要約

石川県は能登半島地震の被災者が身を寄せる避難所の年内解消を目指すと明らかにした。

避難所は県外の公営住宅を含めて1330人が利用しており、仮設住宅完成見通しが11月ごろで年内解消目指す。

また、福祉施設が利用できず別施設に身を寄せている被災者も約1400人確認されている。

能登地震避難所、年内解消目指す 石川、仮設住宅完成や自宅修繕で

 石川県は28日、能登半島地震の被災者が身を寄せる避難所について、年内解消を目指すと明らかにした。個別の事情に配慮しつつ、閉鎖や集約を進めていくとしている。県によると、体育館や公民館といった1次避難所やホテルなど2次避難所の他、県外の公営住宅などを含め27日時点で計1330人が避難している。

 11月ごろ、仮設住宅が追加の要望分も含めて完成する見通しが立っており、自宅の修繕も促すことで、年内の避難所解消を目指すという。

 1330人とは別に、入居していた福祉施設が地震で利用できず、別の施設に身を寄せている被災者が約1400人確認されている。