北アルプス・黒部五郎岳で70代女性が重傷「ぬかるんだ道で足を滑らせ転倒」 富山

AI要約

介護士の70代女性が北アルプスで滑落し、足首の骨を折る事故が発生

自力で山小屋までたどり着いたものの、痛みが激しくなり救助要請

知人18人で登山中だった女性はヘリコプターで病院に搬送

北アルプス・黒部五郎岳で70代女性が重傷「ぬかるんだ道で足を滑らせ転倒」 富山

富山県富山市と岐阜県高山市にまたがる北アルプスの標高2500メートル付近で、富山県南砺市の介護士の70代女性が滑落し、足首の骨を折る事故がありました。

きのう午後0時半ごろ、女性は黒部五郎岳山頂から黒部五郎小舎を歩行中、ぬかるんだ道で足を滑らせ転倒しました。女性は、転倒した場所から約500メートル離れた黒部五郎小舎まで自力でたどりつきましたが、きょう午前5時5分頃、けがの程度が戻らず、痛みのため、自力で歩くのが困難となり、山小屋の従業員を通じて、太郎平小屋に常駐する山岳警備隊に救助要請しました。

女性は、午前8時3分ごろに県警ヘリ「つるぎ」で病院に運ばれましたが、左足首の骨を折る重傷です。警察によりますと、女性は知人18人で登山中でした。