処理水放出からあすで1年 風評の現状を有識者に聞く(福島)

AI要約

東京大学大学院の開沼博准教授は、風評被害の有識者として、常磐ものの価格の現状について述べました。

復興に関わっている社会学者として、貝沼さんは魚の値段が上がった時期について複雑な要因を指摘しました。

しかし、現時点では風評による懸念が抑えられ、応援消費などが価格の安定に寄与しているという観測を示しています。

処理水放出からあすで1年 風評の現状を有識者に聞く(福島)

風評被害の有識者は、常磐ものの価格の現状をどう見ているのでしょうか。

話を聞いたのは、社会学者として福島の復興に関わっている、東京大学大学院の開沼博准教授です。

貝沼さんは、「浜通り地域での魚の値段が上がった時期があったりとか、これは複雑な要因ありますけども、その一部には応援消費のようなものがあった。売れ行きが下がるとか、価格が下がるといったような懸念は、いい意味で外れというところが、現時点では風評は抑えられたという風に思っている。」と話していました。