【柏崎刈羽原発】7号機の再稼働を柏崎市長が容認 稲垣所長「身が引き締まる思い」【新潟】

AI要約

東京電力・柏崎刈羽原発の稲垣武之所長が、柏崎市の市長が7号機の再稼働を容認する姿勢を歓迎し、国民への説明に注力する姿勢を示した。

東京電力の小早川智明社長と柏崎市の桜井市長の面会に稲垣所長が同席し、再稼働や廃炉の判断に関する話し合いが行われた。

会見では原発の取り組みやコミュニケーションブースに対する市民の反応などが報告され、地域の活性化と原子力災害への懸念が示された。

【柏崎刈羽原発】7号機の再稼働を柏崎市長が容認 稲垣所長「身が引き締まる思い」【新潟】

23日、東京電力・柏崎刈羽原発の稲垣武之所長が定例会見を開き、前日に柏崎市の桜井雅浩市長が7号機の再稼働を容認する姿勢を見せたことを受けて「身が引き締まる思い」と話しました。

東京電力の小早川智明社長は22日、柏崎市の桜井市長と面会。柏崎刈羽原発の6.7号機が再稼働したら2年以内にその他の号機の廃炉の判断を示すことなどを説明。これを受けて桜井市長は7号機の再稼働を「要請がなされたら応えられる」と容認しました。

稲垣所長はこの面会に同席。23日の会見で改めて感想を問われると「身が引き締まる思い。ただ現在は、今の状況を国民に説明することに注力しないといけないと認識している」と述べました。また、6号機についても2025年4月の再稼働を目指すとし、改めて早期に審査を進めていきたいと話しました。

会見では柏崎刈羽原発を巡る取り組みをの状況を説明。理解を深めるため設置しているコミュニケーションブースに対する市民からの反応について「柏崎刈羽の活性化のために早く動かしてほしい」という声がある一方で、地震による原子力災害を心配する声も寄せられていると説明しました。