お盆期間の東北新幹線利用者 最大10%増 JR東日本

AI要約

東北、山形、秋田の新幹線利用状況が発表された。お盆期間中の利用者数は前年を上回る結果となった。

山形新幹線は大雨の影響で一部運転見合わせがあったが、運転再開後も利用は前年比で低下している。

混雑のピークは10日と15日で、台風7号の影響も一部列車の運転計画が影響を受けたが、混乱はなかった。

お盆期間の東北新幹線利用者 最大10%増 JR東日本

 JR東日本東北本部は19日、お盆期間(9~18日)の東北、山形、秋田3新幹線の利用状況をまとめた。区間別の利用者数は、7月下旬の記録的大雨の影響があった山形新幹線の山形-新庄間を除き、前年の同期間を1~10%上回った。

 東北新幹線は那須塩原-郡山間が119万2000人、古川-北上間が61万3000人といずれも前年同期比5%増で、盛岡-八戸間は10%増の30万9000人となった。

 山形新幹線は大雨の影響で大石田-新庄間の運転を見合わせ、今月10日に全線で運転を再開した。お盆期間中の利用は福島-米沢間が1%増の11万3000人だったが、山形-新庄間は2万4000人と前年同期を20%下回った。

 秋田新幹線の盛岡-田沢湖間は4%増の8万9000人。

 混雑のピークは下りが10日、上りが15日だった。東北本部によると、台風7号の接近に伴い、16日に東北、山形新幹線で一部列車が計画運休したものの、目立った混乱はなかった。