# 輸送密度

2位は秋田県「東能代―大館間」で32億円、1位は…業績好調のJR東日本が直面する「赤字ローカル線区」ワースト3
2024.09.03

2位は秋田県「東能代―大館間」で32億円、1位は…業績好調のJR東日本が直面する「赤字ローカル線区」ワースト3

JR各社の中で最大の売り上げ規模を誇るJR東日本は、輸送密度2000未満の赤字線区を多く抱えている。人口減少のいま、ローカル線が生き残る道はあるのか。鉄道ジャーナリストの枝久保達也さんが解説する――。 ※本稿は、枝久保達也『JR東日本 脱・鉄道の成長戦略』(KAWADE夢新書)の

JR九州 長崎県内路線で輸送密度が増加 江北-諫早区間は7割減…2023年度利用状況
2024.08.21

JR九州 長崎県内路線で輸送密度が増加 江北-諫早区間は7割減…2023年度利用状況

 JR九州は20日、2023年度の路線・区間別の利用状況を公表した。1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)は、西九州新幹線と在来線の長崎、佐世保、大村3路線で前年度を上回った。一方、西九州新幹線開業に伴い並行在来線となった江北-諫早は前年度比7割減となった。 西九州新幹線(武雄

宮崎県内線区利用 コロナ前水準 JR九州、油津-志布志は低迷続く
2024.08.21

宮崎県内線区利用 コロナ前水準 JR九州、油津-志布志は低迷続く

 JR九州は20日、2023年度の線区ごとの利用状況を示す輸送密度(1キロ当たり1日平均乗客数)を公表した。本県関連は運休が続く肥薩線「人吉―吉松」を除く4路線9線区が対象で、大半の線区で新型コロナ禍の影響がなかった19年度並みに戻った。一方、日南線は長期運休がなく3年ぶりに公表対象となった「

JR九州、利用者減の在来線で赤字55億円 線区別収支を公表
2024.08.20

JR九州、利用者減の在来線で赤字55億円 線区別収支を公表

 JR九州は20日、利用者が減少している在来線の2023年度線区別収支を公表した。対象は輸送密度(1キロ当たりの1日平均乗客数)が2000人未満の13路線18区間で、営業赤字は総額約55億円に上った。18区間のうち自治体や鉄道事業者が要請して国が設置する「再構築協議会」の目安とされる輸送密度1

只見線、目標前倒し達成 23年度、1日平均乗客数103人
2024.07.20

只見線、目標前倒し達成 23年度、1日平均乗客数103人

 JR東日本は19日、2023年度の1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)を路線別に発表した。11年の新潟・福島豪雨に遭い、22年10月に再開通した只見線会津川口ー只見間(27・6キロ)は、被災前の10年度の49人から103人に倍増した。第2期只見線利活用計画(23~27年度)で掲げた「27

JR東、53区間が千人未満 輸送密度、全体の26%
2024.07.19

JR東、53区間が千人未満 輸送密度、全体の26%

 JR東日本は19日、2023年度の新幹線と在来線の1キロ当たりの1日平均乗客数(輸送密度)を公表した。69路線203区間のうち、30路線53区間で千人未満だった。全区間数の26%を占めた。22年度は27%に当たる30路線55区間が千人未満だった。国は輸送密度千人未満の区間に関し、事業者らの要

秘境駅じゃない!輸送密度13人だがなぜか外国人観光客もいる JR芸備線の閑散区間「東城駅」実際どんなところ?
2024.07.09

秘境駅じゃない!輸送密度13人だがなぜか外国人観光客もいる JR芸備線の閑散区間「東城駅」実際どんなところ?

■100円の収入を得るための経費が2万3687円 改正地域公共交通活性化再生法に基づく第1回芸備線再構築協議会が2024年3月26日に開催された。JR西日本は当初、広島駅(広島県広島市)と備中神代駅(岡山県新見市)の159.1kmを結ぶ芸備線のうち輸送密度が特に低い備後庄原(広島

利用低迷の「木次線」のあり方 JRは住民の意見聞き議論したい考え「5年10年後をどうしていくのか」
2024.06.13

利用低迷の「木次線」のあり方 JRは住民の意見聞き議論したい考え「5年10年後をどうしていくのか」

利用低迷が続くJR木次線について、JR西日本中国統括本部は庄原市を含む区間の今後のあり方を地域住民などの意見を聞きながら、議論したいとする考えを示しました。【JR西日本中国統括本部・藏原潮本部長】「いろんな方々の意見を賜りながら、今よければいいではなくて5年後10年

地味な路線だった「JR奈良線」、利用者急増なぜ? 沿線自治体も費用負担して複線化など輸送改善
2024.05.14

地味な路線だった「JR奈良線」、利用者急増なぜ? 沿線自治体も費用負担して複線化など輸送改善