<お盆期間の鉄道・航空>東海地方の利用客数は前年より軒並み増加 名鉄「中部国際空港駅」の乗降人数は前年比189.5%

AI要約

JR東海、名古屋鉄道、近畿日本鉄道、航空各社がお盆期間の利用状況を発表。JR東海は、新幹線・在来線の利用者数が前年比107%で377万人。名古屋鉄道は定期外輸送人員が前年比113%で331万人。中部国際空港駅の利用者も急増。近畿日本鉄道も前年を上回る結果を出す。

航空各社も前年比で乗客数が増加。JALのセントレア発着の国際線旅客数が前年比185.1%。ANAの国内線も116.2%。北海道と沖縄が好調だった。

天候やイベント開催などが利用増に影響を与えたお盆期間。全体的に前年を上回る結果となった。

<お盆期間の鉄道・航空>東海地方の利用客数は前年より軒並み増加 名鉄「中部国際空港駅」の乗降人数は前年比189.5%

鉄道・航空各社が、東海地方におけるお盆期間中(8月9日~8月18日)の利用状況を発表しました。

JR東海の発表によると、南海トラフ地震臨時情報の発表や台風7号の影響で遅れや運休が発生したものの、期間中の利用者数は新幹線・在来線をあわせて約377万人、前年比107%だったということです。下りのピークは10日、上りのピークは17日でした。

名古屋鉄道は、全線の定期外輸送人員が約331万人、前年比113%となりました。特に中部国際空港駅の定期外乗降人員は約32万、前年比189.5%となり、コロナ禍前の2018年度との比較でも140.5%となっています。中部国際空港駅の利用者増加数について同社は、「Aichi Sky Expoにおいて多くの催事が開催されたため」としています。

近畿日本鉄道の定期外輸送人員は609万人、前年比112.6%となりました。期間中の旅客収入も3116万円で、前年比114.1%となっています。同社の発表によると、人員・収入とも前年を上回った要因は「期間を通して天候に恵まれたことや、前年の台風7号の反動増もあった」ということです。

セントレア発着の空の便も前年比増となっていて、JALの発表によると、セントレア発着の国際線の総旅客数は4369人で前年比185.1%。国内線は台風の影響で4便が欠航になりましたが3万9843人で前年比105%となっています。

ANAの国内線についても、地震や台風等の影響はあったとしながらも、旅客数は10万9300人、前年比116.2%となりました。方面別では北海道と沖縄(離島)が好調だったということです。