豪雨被災地の人吉市で能登半島地震のチャリティコンサート【熊本】

AI要約

4年前の豪雨で被災した人吉市で、能登半島地震のチャリティコンサートが開催され、地震や水害の被災地への支援を表明。

ひとくま音楽祭が5年ぶりに開催され、地元アマチュアバンドや演歌歌手が参加し、被災地への思いを込めてパフォーマンス。

チケット売り上げは全額が能登半島地震の被災地に寄付され、復興支援の意志が音楽を通じて伝えられる。

4年前の豪雨で被災した人吉市で、先日、能登半島地震のチャリティコンサートがありました。人吉市出身の演歌歌手、塚原 哲平さんも出演し、復興への思いを込めた歌を披露しました。

【ひとくま音楽祭 米岡 哲哉 実行委員長】

「被災している者たちが他の被災地に対してチャリティができるというのも大げさかもしれないが、一つの復興の証し。みんな元気に頑張っているというのを全国に発信していきたいなと」

先日、人吉市で開催された『ひとくま音楽祭』。

熊本地震のチャリティコンサートとして2016年に始まったこのイベントは、コロナ禍や豪雨災害の影響で中断していましが、ことし、5年ぶりに開かれました。

今回は能登半島地震の被災地を応援しようと、人吉のアマチュアバンドなど10組が参加。その中で、特に会場を盛り上げたのが…

人吉市出身の演歌歌手、塚原 哲平さんがボーカルを担当する音楽グループ『ゑびす本陣』です。

結成してから初のステージでしたが、息の合ったパフォーマンスを披露しました。

【来場者】

「初めて参加したが、いい思い出になった。こういうのが続けばいいなと思う」

【塚原 哲平さん】

「地震の時や水害の時に全国の皆さんに我々も助けてもらったし、少しでも恩返しができるこういうイベントに参加できて非常に良かった。水害も地震もそうだが、風化されないように歌を通じて我々も伝えていかないといけないと改めて思った」

チケットの売り上げは、経費を除いた全額が能登半島地震の被災地に寄付されるということで、復興への思いは被災地から被災地へと届けられます。このあとはお天気林田さんです。