松本君がAクラス優勝 子供たちが将棋、腕試し 三重・松阪普及同好会

AI要約

子供たちに将棋の楽しさを伝える松阪将棋普及同好会が夏休み腕だめし将棋大会を開催。

大会では子供たちが年齢に応じた2クラスに分かれて参加し、模範対局も行われた。

大会の上位入賞者が発表され、将棋を通じた家族間のコミュニケーションにも注力。

松本君がAクラス優勝 子供たちが将棋、腕試し 三重・松阪普及同好会

 子供たちに将棋の楽しさを伝える松阪将棋普及同好会(河村利男代表)は18日午後1時から、三重県松阪市垣鼻町の神戸地区市民センターで、「第7回夏休み腕だめし将棋大会」を開催した。子供たちが年齢に応じた2クラスに分かれて勝負した。

 同会は将棋愛好家の河村代表(80)=下村町=を中心に2017年発足。将棋人口を増やすことを目的に、市内の公民館などで小学生や園児に将棋の楽しさを教えている。大会は、将棋の上達ぶりを発表する場として開いており、今回は小学4~6年生のAの部に11人、園児を含む小学3年生以下のBの部に13人が参戦。クラスごとに4対局し勝ち点で競った。

 またゲストプレーヤーを招いた模範対局も行われた。昨年と今年の全国小学生倉敷王将戦三重県予選で二連覇し、県代表として全国大会へ出場し健闘した市立第四小学校3年・山岸大馳君が、多気郡明和町の小学2年生・山口颯斗君(同会所属)と対戦した。山岸君は「詰め将棋をしたり、本を読んで力をつけました。プロ棋士になるのが夢で、藤井聡太さんと対戦してみたいです」と言い、山口君は「将棋を始めて1年です。得意の戦法は(飛車と銀を使って攻める)棒銀(ぼうぎん)。とても緊張しています」と指していた。

 河村代表は、それぞれ真剣勝負が展開されたとして、同会の活動に関し「将棋を通じて家族間のコミュニケーションを養うことも目的です」などと話した。

 大会の上位入賞者は次の皆さん。 

【Aクラス】

▶優勝(市長賞)=松本壮馬(徳和小4年)▶準優勝(教育長賞)=成岡宗光(香肌小6年)▶3位(将棋教室賞)=堀本悠太(香肌小4年)

【Bクラス】

▶優勝(市長賞)=山口颯斗▶準優勝(教育長賞)=藤田勇研(中原小2年)▶3位(将棋教室賞)=山出昌太郎(徳和小3年)