夜空に慰霊の思い 300年の歴史誇る「浅川の花火」

AI要約

江戸時代から約300年の歴史を誇る伝統の「浅川の花火」が福島県浅川町で行われた。約3300発の多彩な花火が夜空を彩り、先祖や東日本大震災の犠牲者の霊を慰めた。

祖先の供養花火として受け継がれ、県内最古の歴史がある花火大会。台風7号の接近により、16日から延期して実施された。

供養の尺玉やスターマインが次々と打ち上がり、最後には名物の「大地雷火」で幕を閉じた。

夜空に慰霊の思い 300年の歴史誇る「浅川の花火」

 江戸時代から約300年の歴史を誇る伝統の「浅川の花火」が17日、福島県浅川町で行われた。約3300発の多彩な花火が夜空を彩り、先祖や東日本大震災の犠牲者の霊を慰めた。本町、荒町の両青年会の主催、福島民友新聞社などの協賛。

 祖先の供養花火として受け継がれ、県内最古の歴史があるとされる。台風7号の接近により、16日から延期して実施された。

 供養の尺玉やスターマインが次々と打ち上がった。最後には、町を見下ろす城山の山肌で花火を破裂させる名物の「大地雷火」で幕を閉じた。