震災きっかけ愛媛と岩手結んだ「奇跡の物語」 松山でミュージカル公演

AI要約

2011年の東日本大震災をきっかけに生まれた愛媛県西予市と岩手県宮古市の交流を描いたミュージカル「つながる奇跡」の公演が17日、松山市堀之内の市民会館大ホールで始まった。

西予市と宮古市の交流は、宮古市田老第三小学校の教諭だった新沼朋子さんと3年生3人が、西予市の「全国かまぼこ板の絵展覧会」の応募作品6点を震災約3時間前に投函し、8日後にギャラリーしろかわに届いたことで始まった。

舞台では、小学生から80代までの出演者約60人が歌やダンスを交え、ギャラリーしろかわ元館長の浅野幸江さんや、作品を描いた児童の一人で三陸鉄道運転士の夢をかなえた佐々木翔太さんらの役を熱演した。

震災きっかけ愛媛と岩手結んだ「奇跡の物語」 松山でミュージカル公演

 2011年の東日本大震災をきっかけに生まれた愛媛県西予市と岩手県宮古市の交流を描いたミュージカル「つながる奇跡」の公演が17日、松山市堀之内の市民会館大ホールで始まった。初日は約1200人の観客が、かまぼこ板の絵がつないだ愛媛と岩手の絆を再確認した。

 松山市の劇団「みかん一座」(戒田節子座長)が40周年記念で公演。西予市と宮古市の交流は、宮古市田老第三小学校の教諭だった新沼朋子さんと3年生3人が、西予市の「全国かまぼこ板の絵展覧会」の応募作品6点を震災約3時間前に投函(とうかん)し、8日後にギャラリーしろかわに届いたことで始まった。

 舞台では、小学生から80代までの出演者約60人が歌やダンスを交え、ギャラリーしろかわ元館長の浅野幸江さんや、作品を描いた児童の一人で三陸鉄道運転士の夢をかなえた佐々木翔太さんらの役を熱演した。