古里復興へ決意新た 福島県川内村で「二十歳のつどい」 10人が出席

AI要約

福島県川内村の「二十歳のつどい」が開催され、出席者が東日本大震災と福島第1原発事故からの古里復興への決意を新たにした。

村長からの激励や出席者の誓いの言葉が述べられ、お互いに生活状況や目標を共有する機会も設けられた。

式には恩師らも駆け付け、新たな一歩を踏み出す若者たちの姿が光った。

古里復興へ決意新た 福島県川内村で「二十歳のつどい」 10人が出席

 福島県川内村の「二十歳のつどい」は15日、村コミュニティセンターで催され、出席者が二十歳の節目に、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの古里復興への決意を新たにした。

 対象者25人のうち10人が出席した。遠藤雄幸村長が出席者代表の佐藤天花さん(宮城大食産業学部2年)に証書を手渡し、「村には新たな風、若者の力が必要。高い志とエネルギーを持って挑戦を続けてほしい」と激励した。

 渡辺星光(あかり)さん(富士大経済学部2年)が「二十歳を迎えられたのは地域のみなさんと家族のおかげ。古里に貢献できるよう成長したい」と誓いの言葉を述べた。式後、「1分間スピーチ」を行い、現在の生活状況や今後の目標を互いに披露した。小中学校時代の恩師らも会場に駆け付けた。