中之作港盆踊り、14年ぶり復活 子どもたち太鼓演奏 福島県いわき市

AI要約

中之作港盆踊り大会が14年ぶりに復活した。仮装盆踊りや縁日コーナーなどで地域住民や帰省客らが楽しんだ。

アーティストによるミニライブや飲食ブースもあり、多くの人で賑わった。先祖供養も行われた。

区長は若い人へ感謝し、今後も続けていきたいと述べた。

中之作港盆踊り、14年ぶり復活 子どもたち太鼓演奏 福島県いわき市

 中之作港盆踊り大会は13日、福島県いわき市の折戸多目的広場で開かれた。2011(平成23)年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生で途絶えていたが14年ぶりに復活した。

 折戸区の主催。折戸ふるさとを守る会、NPO法人中之作プロジェクトなどの協力。仮装盆踊りでは、子どもたちが奏でる太鼓などのおはやしに合わせ、地域住民や帰省客らがやぐらを囲み、笑顔の輪を広げた。

 市内のアーティストによるミニライブがあり、子ども向けのヨーヨー釣りや輪投げ、射的などの縁日コーナー、飲食ブースなども並び多くの人でにぎわった。先祖供養も行われた。

 区長の坂本政男さん(75)は「若い人の協力に感謝したい。開催できてホッとした。来年以降も継続したい」と笑顔で話した。