先祖や故人を供養 お盆の風習 祈りさまざま
階上町ではお盆の風習として、墓念仏が行われ、念仏踊りが披露されました。
風間浦村の下風呂温泉郷では納涼まつりが開催され、下風呂小唄が踊られました。
子どもたちも参加し、お盆の楽しいひとときを過ごしました。
先祖や亡くなった人を供養するお盆の時期、県内では趣が違うさまざまな風習で祈りがささげられています。
階上町ではおよそ250年前から赤保内地区に伝わる「墓念仏」が行われました。
共同墓地では駒踊りの保存会の人たちが去年のお盆から1年の間に亡くなった人たちの墓前に座り一心に念仏を唱えます。
合い間には笛や太鼓に合わせて舞い先祖の霊を迎える「念仏踊り」を披露しました。
保存会の人たちは墓地をゆっくりと回りながらしめやかに舞いみ霊を弔っていました。
風間浦村の下風呂温泉郷では納涼まつりが行われました。公民館では2年前に復活した『下風呂小唄』を旅館のおかみたちが踊りました。
★参加した子ども
「(下風呂小唄について)歌詞がすごい下風呂って感じがしていいと思いました」
★下風呂温泉おかみの会 長谷雅恵 会長
「もっとたくさんの人が踊れるようになったら楽しいなと思います」
踊りの輪の中には子どもたちも入りお盆の楽しいひとときを過ごしていました。