最大9連休で 今年のお盆は“分散傾向”「1日だと本当に大変なので…」朝早くから『花の朝市』も賑わう
新潟市中央区で行われたお盆用の花の朝市に多くのお客さんが訪れる。
お盆休みを利用してお墓参りに訪れる家族や墓参りを分散して行う人が増えている。
勝楽寺では多くの人が静かに手を合わせ、先祖を思い返す。
盆の入り。
皆さんお墓参りはお済みでしょうか?
13日には、新潟市中央区の農産物直売所『キラキラマーケット』で、お盆用の花の朝市が開かれ、開店直後からお墓や仏壇に供えるための花を求めて多くのお客さんが訪れました。
「お花、追加搬入でーす!」
お盆用の「花の朝市」では、次々と新しい花を並べる従業員も大忙しの様子です。
15日までのお盆フェア期間中に、およそ8000の花束を販売するそうです。
「墓参りのためにお花を選びにきました。これから朝早めに、混まないうちに行こうと思っています」
「亡くなった母親が好きそうな、可愛らしいお花を選びました」
今年は最大で9連休となるお盆休み。
なかにはこんな人も…
「お墓参りは、今年は、11日と12日、13日と3回に分けて行きます」
「1日だと本当に大変なので、今年は、ちょうど休みも多かったので」
【いくとぴあ食花 直売所 井勝弘樹マネージャー】
「お盆は普段の2倍くらいお客さんが来ています」
「新潟のお花でお墓参りに行っていただいて、ご先祖様にお参りしてもらえれば」
「きょうからお盆ということで、こちらのお寺には多くの人が訪れています」
新潟市中央区の勝楽寺では、午前中から多くの家族が墓参りに訪れていました。
勝楽寺によりますと、12日までの3連休に墓参りを済ませている人もいて、やはり今年は分散傾向がみられるそうです。
13日は、早い人で午前5時ごろから寺を訪れていたということです。
「親に会えるかなと思ってね。『元気だよ』って感じだ」
「自分もがんばっているよって示しながら、感謝する気持ちで手を合わせました」
「大切なことだと思うので、これからも毎年お参りに来たいと思います」
訪れた人は静かに手を合わせ、先祖に思いをはせていました。
